プロ野球:大谷とハム入団交渉 父「前向きに」

毎日新聞 2012年12月03日 21時02分(最終更新 12月03日 21時35分)

交渉を終え、花巻東・大谷(左から2人目)に声をかけて見送る日本ハムの栗山監督(右)=岩手県奥州市で2012年12月3日午後7時14分、小川昌宏撮影
交渉を終え、花巻東・大谷(左から2人目)に声をかけて見送る日本ハムの栗山監督(右)=岩手県奥州市で2012年12月3日午後7時14分、小川昌宏撮影

 米大リーグ挑戦表明後にプロ野球・日本ハムからドラフト会議で1位指名された岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)は3日、岩手県奥州市内で日本ハムと入団交渉を行った。父徹さんは「(日本ハム入団に)だいぶ前向きになったのではないか」と話した。大谷は今週中に結論を出す方針。

 徹さんや球団によると、大谷はメジャー挑戦を表明したため、日本ハムに入団していいのかどうかを悩んでいるという。また、球団側がこれまでの交渉で提示した打者と投手の「二刀流」の育成プランについて、打者から始めると投手ができなくなるのではないかという不安も抱えており、この日の交渉で球団側の説明を聞いた。

 球団側からはダルビッシュ(現米大リーグレンジャーズ)のつけていた背番号「11」が提示され、投手としての期待を示されたという。徹さんは「疑問点や不安が、すっきりした部分があると思う」と感触を述べた。

 大谷本人は取材の対応がなかったが、球団広報を通じて「疑問点を解消していただいて感謝しています。周囲に迷惑を掛けないよう今週中には球団に伝えたいと思います」とのコメントを出した。

 球団側は栗山英樹監督らが出席し、契約金などの条件提示を初めて行った。栗山監督は「(大谷の)不安は我々が背負っていかないといけない」と話した。【立松敏幸】

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