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高橋英輝、初の五輪代表へ 日本選手権20キロ連覇

1位でフィニッシュし、ガッツポーズを見せる高橋英輝=神戸市の六甲アイランド甲南大周辺コースで2016年2月21日、三浦博之撮影

 陸上のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権男女20キロ競歩が21日、神戸市の六甲アイランド甲南大周辺コースで行われ、男子は昨年の世界選手権代表の高橋英輝(えいき)=富士通=が1時間18分26秒で2連覇を果たし、初の五輪代表に内定した。日本陸上競技連盟が定める派遣設定記録の「1時間20分12秒」突破と日本人1位の条件を満たした。競歩の五輪代表内定は男子50キロの谷井孝行(自衛隊)、森岡紘一朗(富士通)に次いで3人目。2位は1時間18分45秒で自身が持つ日本歴代3位の記録を更新したロンドン五輪代表の藤沢勇(ALSOK)だった。

     女子は岡田久美子(ビックカメラ)が1時間29分40秒で2連覇したが、派遣設定記録「1時間29分15秒」は切れなかった。

     高橋「自分の力を出し切れた」

     世界記録保持者の鈴木雄介が故障で選考会出場を断念した中、日本歴代2位の記録を持つ高橋が「自分が引っ張る」という覚悟通りのレースを見せた。終始、先頭集団のペースを操り、最後はフィニッシュテープを両手でつかんで絶叫。「自分の力を出し切れた」とほほ笑んだ。

     これまで先頭集団を引っ張ってくれた鈴木はいない。自らペースを何度も上げて後続を疲れさせ、17キロ手前から一人旅と力を見せつけた。前回は鈴木を終盤で抜き、日本新(当時)で優勝したが、「鈴木のおかげ」の記録と思っていた。それだけに「自分でレースを作り、力勝ちできた」と胸を張った。

     岩手大時代はアルバイトや勉強をしながらのレース。昨春の富士通入社で競技一色となり、逆にストレスを感じた。心身とも疲れ、メダル候補だった昨夏の世界選手権は47位。悔しさから栄養補給や体のケアの意識が高まり、厳しい練習もこなせるようになった。

     自覚の表れだ。謙虚な発言が多かった23歳の高橋が「メダルを目指してやる」と、強気に宣言した。【小林悠太】

    確実に上位を狙った

     藤沢勇(日本勢史上3人目の1時間18分台) 五輪選考を考え、確実に上位を狙った。この記録はアドバンテージになる。次の全日本競歩能美大会は楽な気持ちで臨める。

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