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リオ五輪、佐々木有力に 男子3枠使わぬ可能性

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 リオ五輪の国内の代表選考会は2大会が終わり、3月6日のびわ湖毎日を残すのみとなった。現時点では福岡国際で日本人トップ(3位)の佐々木悟(旭化成)がただ一人2時間10分を切っており、有力候補となった。

 一方で、日本陸連の酒井勝充・強化副委員長は男子代表の最大3枠について「保証するものではない」と明言。2時間10分台では実質的に選考の土俵に上るのは難しく、びわ湖毎日の結果次第では代表数の上限まで使わない可能性を示唆した。近年では、2013年モスクワ世界選手権で女子が最大5枠のうち、記録低調で3枠しか使わないケースもあった。

 唯一の明るい材料は青学大勢が日本人2、3位を占めたこと。20年東京五輪を見据えれば、若手に五輪経験を積ませる手もある。しかし、酒井副委員長は「(選考項目に)将来性は入れていない」と結果を最優先する考え。つまりは日本人トップとなり、選考対象となる余地を残した高宮より低い評価だ。

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