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五輪エンブレム

どれがいい…これが最終候補作品4点

東京2020大会エンブレム最終候補の(左上から時計回りに)作品A「組市松紋」、作品B「つなぐ輪、広がる和」、作品C「超える人」、作品D「晴れやかな顔、花咲く」=Tokyo 2020提供

サイトとはがきで募集、25日に1作品を決定

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、旧作品の白紙撤回により選び直しを進めている公式エンブレムの最終候補作品4点を発表した。東京都内で開いたエンブレム委員会(委員長=宮田亮平・文化庁長官)で審議して決めた。組織委の公式サイト(www.emblem-comments.jp)とはがきで、17日まで国民の意見を募集し、25日に1作品を決定する。

 作品Aのタイトルは「組市松紋(くみいちまつもん)」。江戸時代に「市松模様」として広まったチェッカーデザインを3種類の四角形で描き、多様性を表現した。「つなぐ輪、広がる和」の作品Bは、選手の躍動と観客の喜びが一つの輪となり、世界に広がっていく平和や調和の「和」を表現している。

 作品Cは「超える人」。俵屋宗達の風神雷神図や浅草寺の雷門で愛される風神・雷神をモチーフに、ゴールテープを切る選手の躍動感を描いた。作品Dは「晴れやかな顔、花咲く」で、自己ベストを尽くすアスリートと彼らをたたえる人々の晴れやかな表情を、空に向いて開花するアサガオに重ねている。

 組織委は昨年7月、アートディレクター、佐野研二郎さん(43)の作品を公式エンブレムとして発表した。ところがベルギーのリエージュ劇場のロゴと類似性を指摘され、佐野氏は盗作を否定したものの、組織委は同9月に「国民の理解を得られない」と撤回を決めた。その後の検証で選考の1次審査での投票操作も発覚し、組織委と東京都の撤回に伴う損失額は計1億1750万円に上った。

 今回は「参画」と「透明性」を基本方針に一般公募を実施し、1万4599点が集まった。芸術、スポーツ、インターネット専門家ら多彩な分野の委員21人が最終候補4点を選んだ。

 宮田委員長は「多くの人に愛され、ときめきを共有できる作品を選んできた。どう評価されるかドキドキしている」と述べた。組織委の森喜朗会長は「国民の意見を十分参考にしながら一つだけ選んでいただく。栄誉ある作品を楽しみにしている」と話した。

 25日の委員会では、国民の意見も参考に全委員で投票し、1作品が過半数を獲得するまで最少票の作品を除いて投票を繰り返す。【藤野智成】

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