五輪卓球

「女子人気」の陰、史上初の決勝進出 男子団体

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【日本−ドイツ】準決勝でドイツを破り、決勝に進出。喜ぶ(左から)水谷隼、吉村真晴、丹羽孝希=リオデジャネイロのリオ中央体育館で2016年8月15日、和田大典撮影
【日本−ドイツ】準決勝でドイツを破り、決勝に進出。喜ぶ(左から)水谷隼、吉村真晴、丹羽孝希=リオデジャネイロのリオ中央体育館で2016年8月15日、和田大典撮影

 2008年北京五輪で卓球の団体がスタートしてから3大会目。ついに日本男子が悲願だった銀メダル以上を確定させた。シングルスの銅に続いて2個目のメダルを手にすることになった日本のエース水谷は丹羽、吉村と抱き合い「(二つの)メダルを達成できてうれしい」と笑った。

 卓球は1988年ソウル五輪から正式競技となった。団体戦が導入されたきっかけは玄人好みのダブルスに代わり、観客の盛り上がりにつなげるためだ。それが日本では男女間の「格差」を生んだ。女子は12年ロンドン五輪の団体で銀メダルを獲得。産業能率大の調査で「最も感動した競技」に卓球女子が選ばれ、選手別でも福原愛が1位、石川佳…

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