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Features:目指せ、あの放物線 練習の虫、一投にかける やり投げ・新井涼平(25)

新井はやりを投げる。理想の放物線を目指して=三浦博之撮影

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目指せ、あの放物線 練習の虫、一投にかける やり投げ・新井涼平(25)

 <Features・リオ きょうの主役>

 メダル獲得へ名乗りを上げる一投だった。17日に行われた陸上の男子やり投げ予選。投てき順で1番となった新井涼平(25)=スズキ浜松AC=のやりは、全体4位の84メートル16で突き刺さった。自動的に予選通過できるライン(83メートル00)をあっさり越え、たった1投で決勝進出を決めた。昨年の世界選手権は9位で入賞を逃したが、8位とはわずか6センチ差。自己ベストは日本歴代2位の86メートル83。2012年ロンドン五輪の金メダルが84メートル58であることを考えれば、20日の決勝で日本勢初の表彰台を狙うのも不可能ではない。その半生は9年前の夏、テレビの向こう側に見た1投ですべてが変わった。

 「体を動かしたいな」。07年の夏休み、16歳の新井はつまらない日々を送り、見えない将来にもがいてい…

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