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平昌五輪

開幕控え熱気帯びる街 準備は最終段階に

平昌五輪の氷上競技が行われる江陵市の海岸に設置された五輪マークで記念撮影する市民ら=韓国・江陵で2017年12月、神足俊輔撮影
開閉会式会場の平昌五輪スタジアムで開幕を待つ聖火台(右)=韓国・平昌で2017年12月、神足俊輔撮影

 冬の祭典、平昌(ピョンチャン)冬季五輪は2月9日から25日まで17日間、平昌冬季パラリンピックは3月9日から18日まで10日間にわたって開催される。大会を目前に控え、開催に向けた準備は最終段階に入っている。

 開催地となる韓国北東部、江原道(カンウォンド)(道は日本の県に相当)の平昌郡や江陵(カンヌン)市などでは、街中に設置された五輪マークや大会マスコット像の前で写真を撮る市民らの姿が見られ、歓迎ムードが徐々に高まっている。五輪に合わせ整備が進められた韓国高速鉄道(KTX)も昨年12月に江陵市まで開通した。

 競技は、山間部の平昌でスキー、スノーボードなどの雪上競技やボブスレーなどそり競技が行われる。平昌の東に位置する海岸沿いの江陵ではスケート、アイスホッケーなど氷上競技が実施される。アルペンスキーの一部は平昌の南にある旌善(チョンソン)が会場となる。

 五角形を描く平昌の開閉会式会場、平昌五輪スタジアムでは、開会式の演出のため中心部のステージを設置する作業が進む。周辺にはクレーン車の姿も見られ、街中も歩道工事などで砂ぼこりが舞うが、大会組織委員会海外報道支援チームの盧煥熙マネジャーは「競技会場は完成している。今は周辺の整備など最終段階。日本の皆さんに観戦に来てもらい、平昌の熱気を(2年後の夏季五輪を開く)東京に持ち帰ってほしい」と話す。

 課題の一つだった交通の便の悪さは、仁川(インチョン)国際空港や首都ソウルから平昌や江陵までを結ぶKTXの開通で解消される見通しだ。これまで空港からバスで3~4時間かかっていたのが、2時間程度に短縮される。ノルディックスキー・ジャンプのチケットを購入したソウル市の曹承鉉さん(39)は「KTXができて身近になった。五輪は一生に1回しか観戦できないだろうから楽しみ」と話していた。【神足俊輔】

大会概要

 平昌五輪は第23回の冬季大会として開催される。平昌は2010年、14年大会にも名乗りを上げたが落選。3度目の立候補の末に開催地に選ばれた。アジアでの冬季五輪は1972年札幌、98年長野に次いで3回目。韓国では88年ソウル夏季五輪以来の開催となる。五輪開催に伴い、第12回冬季パラリンピックの開催も決まった。

 五輪は7競技で102種目を実施。今回からスピードスケートのマススタート、スノーボードのビッグエアなどが新たに実施される。95カ国・地域程度から約2900人の選手の参加が見込まれる。パラリンピックは6競技で80種目を実施。45カ国程度から約670人の出場が予定されている。

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