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平昌パラリンピック2018

アルペン 大回転座位 21歳村岡、攻めた 2本目全開、圧巻の金

 (第6日)

 どうしても金メダルがほしかった。1本目を終えて首位に立ち、最終滑走者として臨んだ2本目。これまでは2本目で巻き返されることがほとんどだったが、「今日だけはそんなの絶対に嫌だった」。勝負に出ることを選んだ村岡の心は決まった。「全力で攻めて、勝つか転ぶかどちらかの滑りをしよう」

 一つ目のターンで体が硬いと感じた。だが、気持ちは落ち着いていた。二つ目のターンから徐々に修正するとそのままスピードに乗った。「アドレナリンは出ているんだけど、『ここはちゃんと気をつけないといけないポイントだ』とか、どこか第三者的に冷静に分析できている自分がいた」。そんなふうに客観的に滑ることができたのは初めてだった。減速することなく旗門ギリギリを攻めた。2位に2秒71差をつける圧巻の滑りだった。

 練習では、世界トップクラスの技術を持つ座位の男子選手のスピードを上回ることもあるほど「ターン技術だ…

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