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池江璃花子選手、白血病と診断 ツイッターで公表 「信じられず、混乱」

女子100メートルバタフライ決勝を日本新記録で制し声援に応える池江璃花子=東京都江東区の東京辰巳国際水泳場で2018年11月11日、梅村直承撮影

 競泳の日本女子のエースで2020年東京五輪での活躍が期待される池江璃花子選手(18)=ルネサンス亀戸=が12日、白血病と診断されたことを自身のツイッターで公表した。現在入院中の池江選手は「私自身、未(いま)だに信じられず、混乱している状況です。治療に専念し、1日でも早く、さらに強くなった姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います」などと心境をつづった。

 池江選手は1月18日からオーストラリアで合宿をしていたが、体調不良のため当初の予定より2日早い今月8日に帰国。検査の結果、白血病と診断された。当面は休養と治療に専念し、世界選手権(7月、韓国)代表選考会を兼ねた4月の日本選手権への出場も見送るとしている。

 東京都内で12日に記者会見したルネサンスの吉田正昭社長によると、池江選手の病気は早期に発見できたという。今後は治療の経過を見ながら医師と相談して復帰の時期などを判断する。

 高校3年の池江選手は、16年リオデジャネイロ五輪女子100メートルバタフライで5位入賞。昨夏のジャカルタ・アジア大会では日本勢初となる6個の金メダルを獲得し、全競技を通じた大会の最優秀選手にも選ばれた。東京五輪で実施される個人種目では自由形、バタフライで計4種目の日本記録を持っている。【石井朗生】

闘病を経験したアスリート

難病を克服したアスリートたち

 難病とされる白血病などを克服し、競技の第一線や社会復帰を果たしたアスリートもいる。

 サッカーでは急性白血病になったJ2新潟の早川史哉選手(25)が回復し、練習試合にも出場している。2016年6月に病気を公表し、17年1月には一時契約凍結となったが、「もう一度ユニホームで戦い、貢献する強い決意を持って日々過ごす」と闘病に励み、18年11月に再契約した。

 プロ野球・オリックスの投手だった岩下修一さん(45)は01年7月に急性骨髄性白血病と診断された。約4カ月の入院を経て、翌02年3月の開幕戦で復帰。日本ハムでもプレーし、06年まで中継ぎ投手としてプロ通算98試合に登板した。

 レスリングでは、16年リオデジャネイロ五輪75キロ級代表の渡利璃穏(りお)選手(27)が五輪後の精密検査で悪性リンパ腫と判明した。抗がん剤治療などを経て、18年6月の全日本選抜選手権で優勝。東京五輪代表を目指している。

 1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得した鈴木大地・スポーツ庁長官は「日本水泳チームのエース。白血病の診断を受けて、見事に復活されたアスリートもいる。また元気な泳ぎを見せていただきたい」とエールを送った。【小林悠太、芳賀竜也】

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