メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ALL FOR 2020

東京へ ともに歩む

毎日新聞

男子走り幅跳びで世界記録を50センチ以上更新する8メートル90で優勝した米国のビーモン選手=1968年10月18日撮影、UPI

オリパラこぼれ話

高地で世界新続出 第19回メキシコ大会

 夏季大会で最も高地で開催されたのは、第19回メキシコ大会(1968年)。標高2240メートルに及ぶ会場で陸上競技を中心に20を超える種目で世界新記録が続出した。

     高地は気圧が低く空気が薄いため空気抵抗が小さい。そのため、短距離、跳躍競技には有利といわれる。

     陸上競技の男子走り幅跳びでビーモン選手(米国)がそれまでの世界記録を50センチ以上更新する8メートル90で2位以下に大差を付けて優勝した。驚がくの記録として長年世界記録を維持。91年に東京で開催した世界陸上競技選手権大会でパウエル選手(同)が8メートル95を出すまで23年間続いた。五輪記録としては50年たった現在も破られていない。

     また、男子100メートルで史上初めて10秒を切ったのは、この大会だった。ハインズ選手(同)が9秒95の世界新記録で勝利した。現在はボルト選手(ジャマイカ)が2009年に出した9秒58が世界記録になっている。

     一方、高地では過酷なマラソンだが、日本の君原健二選手が堂々の銀メダルを獲得した。2時間23分31秒だった。【関根浩一】

    関根浩一

    東京本社オリンピック・パラリンピック室委員。1985年入社。東京本社事業本部、千葉支局、成田支局、情報編成総センターなどを経て、2017年4月からオリンピック・パラリンピック室。サッカー観戦が趣味でこれまで多くの日本代表戦に足を運んでいる。最近はスコッチのソーダ割りを飲みながらボサノバを聴くのが楽しみ。