「終了」と「完了」の違い

2017.03.29

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「終了」と「完了」の違い
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2017.03.24
それでは、今回のまとめです。
「終了」は、開始した物事が終わること。
「完了」は、一連の動作や物事が終わること。
ケビン「6年間アリガトウゴザイマシタ! マタイツカ!」
善蔵「言葉の意味を巡る旅って……。最後の最後に、何を言っているのかよく分かりませんでしたけど……」
ケビン「最終回なんて、それくらいが良いんダヨ。言葉の解釈は人それぞれデスカラ、好きなように受け取ってクダサイ!」
善蔵「言葉の意味を解説してきて、それ言うか……。でも、まぁ、それもそうですね!  ケビン先生、6年間お疲れ様でした!」
ケビン「こちらこそ、アリガトウゴザイマシタ! またどこかでお会いシマショウ」
それに対して「完了」は「一連の動作や物事が完全に終わること」。
連続していたある一つの作業を「完了」した後に、また別の作業が始まるといった意味合いを込めることがあります。
「料理の下ごしらえが完了する」「工事は年内完了予定」などと言いますね。

コトバ教室最終回の原稿執筆は「完了」し、編集者が原稿を校正しています。
それを経て最終回の記事が公開されると、連載は「終了」するわけですね。
この場合の「終了」は「完結」と置き換えられます。
「完結」は、物事が終わってまとまるという意味がありますから。

ケビン「コトバの違いを解説する任務は『完了』シマス。でも、言葉は生き物、その意味を巡る旅に『終了』はアリマセン!」
416回続いたコトバ教室も今回で最終回。
万感の思いを込めつつ、気を引き締めて解説したいと思います。
こんにちは、ケビンです。

善蔵「主人公からもお礼申し上げます」

そっか、善蔵さんは主役でしたね……。
忘れてなんていませんよ。はい。

最終回は「終了」と「完了」の違いを解説します。
果たしてこのコトバ教室は、「終了」なのか「完了」なのか。
いずれも、物事が終わることを意味しますが、どうなのでしょう?

「終了」とは、「開始した物事が終わること」です。
6年前に開始したコトバ教室の連載が終わるわけですから、「連載が終了する」ということになります。
「予定していた行事が終了する」「試合が終了する」といった使い方をしますよね。
ケビン「何の話?」
善蔵「この連載の話ですよ。終わってしまうけど、これまでの記事は残るわけで……。これを終わりと言ってしまっていいのかどうか」
ケビン「終わりのようで終わりでない、というコト?」
善蔵「そう。不思議な感じですよね」
ケビン「分かりマシタ!  最終回はそれにふさわしい言葉を解説することにシマショウ。『終了』と『完了』を取り上げマス!」
善蔵「これは終わりなのか?」
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