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明治維新150年を歩く

/7 開化の食卓 世界と渡り合える国へ 「食」への執念と好奇心

 時代が移り、最も変わったことの一つが「食」だった。それは時におぞましく、好奇心の対象であり、世界へ立ち向かうために必須のものでもあった。今回はいつもの街歩きと趣向を変え、未知の味覚に試行錯誤し、そして楽しんでもいた明治人の姿を訪ねてみた。

 明治4(1871)年から翌年にかけて刊行された仮名垣魯文(かながきろぶん)の『牛店雑談安愚楽鍋(うしやざうだんあぐらなべ)』は、新しい食材である牛肉に対し、明治時代の日本人がどのように感じたか、さまざまな人々の様子を描いている。

 この中の「三編上」に収録された「商法個(あきうど)の胸会計(むなかんじょう)」で、ある商人が東京で…

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