鳥取

観光トロッコ「奥出雲おろち号」　後継列車の経済効果に沿線不安

　2023年度で運行を終了するJR木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」が今シーズンの運行を終え、ラストランまで残すところあと1年となった。後を引き継ぐのは現在、山陰線の鳥取―出雲市間を走る観光列車「あめつち」。JR西日本側があめつちの運行ダイヤ案を示すなどして沿線地域の活性化に向けた議論が進む

後継列車、経済効果に不安　木次線おろち号、ラストランまで1年　スイッチバック区間走行せず　／鳥取

　◇観光客の誘致課題　2023年度で運行を終了するJR木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」が今シーズンの運行を終え、ラストランまで残すところあと1年となった。後を引き継ぐのは現在、山陰線の鳥取―出雲市間を走る観光列車「あめつち」。JR西日本側があめつちの運行ダイヤ案を示すなどして沿線地域の活性

6万羽を殺処分　鳥取、鳥インフル　／鳥取

　鳥取市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザで、現地では2日も殺処分の作業が続いた。県の防疫対策本部によると、予定の11万羽のうち約6万羽の処分を終えたという。　県の要請で派遣され、七つの鶏舎のうち被害の大きかった鶏舎を担当していた陸自第8普通科連隊（同県米子市）の約200人は同日、任務を終了

傷害容疑逮捕の鳥取市議を除名　自民会派が処分　／鳥取

　鳥取市議会自民系会派「新生」は2日、傷害容疑で逮捕された同会派の雲坂衛容疑者（42）を全会一致で除名処分にしたと発表した。　雲坂容疑者は11月20日投開票の市議選で3選を果たし同24日、自宅で妻（40）を殴るなどしてけがをさせたとして鳥取署に逮捕された。同会派会長の上杉栄一市議が接見した際、謝罪は

認可外保育施設の園長、複数園児の頭はたく　鳥取県が行政指導

　鳥取県は2日、県西部の認可外保育施設で、園を運営する法人の代表者や施設長、園長が複数の園児の額を手で押したり頭をはたいたりなどの不適切な行為をしたとして、園を行政指導したと発表した。11月30日付。　県によると、10月の運動会でふざけて走るなどした園児3人の額を施設長が手で押し、うち1人を代表者が

養鶏場鳥インフル、陽性　県内初　11万羽の殺処分開始　／鳥取

　鳥取市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、鳥取県は1日、遺伝子検査の結果、陽性が確認されたと発表した。県は同日朝から、養鶏場で飼育する採卵鶏11万羽の殺処分を開始した。県内の養鶏施設で高病原性鳥インフルエンザが確認されたのは初めて。　◇周辺に防疫措置　県は防疫対策本部会議

関西広域連合　3代目連合長に三日月大造・滋賀知事を選出

　関西広域連合は1日、大阪市内で会合を開き、新しい連合長に三日月大造・滋賀県知事を選出した。現連合長の仁坂吉伸・和歌山県知事の任期満了に伴うもので、任期は4日から2年間。　三日月氏は会合後の記者会見で「（関西広域連合が目指す）分権型社会は道半ばだ。そのためにも会合を積み重ねながら信頼関係を大切にし、

鳥取の養鶏場で鳥インフル疑い　簡易検査13羽陽性　／鳥取

　鳥取県は30日、鳥取市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑い例を確認したと発表した。県倉吉家畜保健衛生所で遺伝子検査を進めており、12月1日早朝に結果が判明する見込み。陽性が確定すれば殺処分する方針。　採卵用の鶏11万羽を飼育する県内でも最大規模の養鶏場。30日朝、40羽が死んでいるのが見つか

県　青少年読書感想文コン　知事賞に米子東高2年・桝さん　最優秀賞　10編中央審査へ　／鳥取

　第68回青少年読書感想文全国コンクール（全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催、内閣府・文部科学省など後援）の鳥取県大会の最終審査があり、中央審査に出品される最優秀賞10編が決まった。また、特に優れた作品に贈る特別賞の審査も行われ、県立米子東高2年、桝大希（ますだいき）さんの「温もりのある音」が最高

鳥取で鳥インフルエンザ疑い　確定なら県内養鶏場で初確認

　鳥取県は30日、鳥取市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したと発表した。遺伝子検査をしており、陽性が確定した場合、県内の養鶏場では初めての確認となる。　県によると、同日朝、死んだ鶏が増えたと、採卵用の鶏を約11万羽飼育する養鶏場から連絡があった。県の家畜保健衛生所が、死骸を含む

米子－ソウル便再開へ　韓国LCC　水際緩和受け来春にも　／鳥取

　韓国の格安航空会社（LCC）、エアソウルの趙鎮満（チョジンマン）代表理事（CEO）が鳥取県の平井伸治知事と面談し、運休中の米子―ソウル便について来春にも運航を再開する意向を明らかにした。当面、週3便とし、その後需要の回復に応じて運休前と同じ週6便まで増やす。【山田泰正】　米子－ソウル便は2001年

障害も年齢も超え交流を　法勝寺温泉オープン　福祉サービスや飲食提供　南部　／鳥取

　鳥取県南部町で福祉施設や飲食店を兼ねた複合施設「法勝寺温泉」がオープンした。住民が交流しやすい温泉で、障害がある人の就労などの支援事業も実施。運営法人は「ごちゃまぜ」をテーマに、誰もが気兼ねなく交流できる拠点を目指している。　「いらっしゃいませ」。11月中旬、閑静な住宅街の一角にある施設の飲食店で

支局長からの手紙

松葉ガニの「かにまつば」　／鳥取

　11月6日にズワイガニ漁が解禁され、スーパーの鮮魚コーナーにもズワイガニの成長した雄「松葉ガニ」や雌の「親ガニ」が並び始めました。「蟹取（かにとり）県」こと鳥取県はにわかに活気づいています。　そんな中、鳥取市を代表する繁華街・弥生町に松葉ガニ専門店がオープンしたとの情報を耳にしました。聞くところに

とっとり花回廊・季節の花々　圧巻！花と光の共演　／鳥取

　園内では冬の花へと植え替えが進む中、今年も冬の一大イベント「フラワーイルミネーション」がスタートしました。テーマは「Happiness～夜空の下のファンタジー～」。きらめく光と美しい花を見て思わず幸せいっぱいになるような演出を園内各所に散りばめました。　今年は初めて地元・米子工業高等専門学校（鳥取

入賞者決まり、きょうから展示　伊勢神宮奉納書道展　／鳥取

　第61回伊勢神宮奉納書道展（毎日新聞社、伊勢神宮崇敬会主催）の入賞者が決まった。国内外から1万8073点の応募があり、上位入賞524点は、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮饗膳（きょうぜん）所で、26日から12月5日まで展示される。最高賞（文部科学大臣賞、伊勢神宮奉納書道展総裁賞、毎日新聞大賞）に続く各県

新型コロナ　知事「第8波鈍化」見解を批判　専門家会議に「現場見てない」　／鳥取

　「これから新型コロナ対策はネジを巻いてやっていかないといけないのに、どうしてこういう見解が出てくるのか。不思議でしょうがない」。厚生労働省の専門家会議が、新規感染者数の増加速度に鈍化が見られるとの見解を示したことについて、鳥取県の平井伸治知事は24日、定例記者会見で不快感を示した上で、「感染状況は

言水さんに鳥取市文化賞　毎日書道展会友　「地域へ恩返しを」　／鳥取

　鳥取市の文化芸術に大きく貢献した人を顕彰する今年度の市文化賞に、毎日書道展会友の書家で鳥取県立八頭高教諭の言水抱泉（ごんすいほうせん）さん（46）＝鳥取県岩美町＝が選ばれた。　言水さんは高校時代から市内在住の書家、柴山抱海（ほうかい）さん（80）＝毎日書道展審査会員＝に師事。2004、05年に独立

地産大吟醸香る「日置桜ケーキ」　鳥取の洋菓子店販売　／鳥取

　鳥取市の洋菓子店「パティスリー　ル　ヴァン　ヴェール」が地元酒造会社の純米大吟醸を使用した「日置桜ケーキ」＝写真＝を販売している。「大吟醸の香りが後味をすっきりさせる」と店主。　スポンジケーキ1本におちょこ1杯分の大吟醸を染み込ませた。同店と道の駅「西いなば気楽里」で買える。1箱1本入り1400円

ズワイガニ特急、発車‼　鳥取で早朝水揚げ〓新大阪駅で販売　「客車」で即日配送　JR西　／鳥取

　JR西日本は鳥取県境港市で早朝に水揚げされたズワイガニを特急と新幹線で運び、新大阪駅で即日販売する取り組みを始めた。各地の特産品を新鮮なまま消費者に届ける新サービスの一環。旅客列車に貨物を積む「貨客混載」はJR各社が取り組みを進める。事故の少なさや定時性の高さといった鉄道輸送の強みを生かし、収益拡

積雪の朝を安全に　鳥取・除雪車出発式　園児ら激励　／鳥取

　鳥取市緑ケ丘の市除雪基地で22日、今冬の除雪作業に従事する関係者らによる「除雪機械出発式」があった。市や鳥取署のほか、除雪車両を扱う土木・建設業者ら約100人が参加。安全で円滑な作業の実施を誓い合った。　式では、牧野隆史・市都市整備部次長が「人手不足で作業者の確保が困難な中、今年度は車道は104業