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「会津木綿×会津漆」教員と学生のコラボ作品展 銀座松屋で

学生たちが会津木綿で作製した服をまとった大橋博准教授の彫刻作品
学生とともに作った作品を来場者に説明する清家弘幸特任教授(右)
森田敏昭教授と学生たちが提案する日常使いの会津漆器
会場で開かれたトークショーで、会津木綿のストールを手に説明する(左から)須藤教授と清家特任教授、森田教授

 福島県会津若松市で長年作られてきた木綿と漆器を用いた作品展「めぐみある風景 会津木綿・会津漆器」が、銀座松屋(東京都中央区)で開かれている。東京造形大学大学院の学生が2012年度から取り組んできた「会津プロジェクト」の一環で、伝統工芸に新たなデザイン性を加える試みだ。

     このプロジェクトは東日本大震災後の風評被害を乗り越え、生き残りをかける会津若松の地場産業に新たな展開の可能性を提案することで、技と歴史の継承、継続を狙う。13年度には市内の郷土料理店のユニホームに採用された会津木綿の作務衣(さむえ)がグッドデザイン賞を受賞するなど、高い評価を得ている。

     今回は同大の大橋博准教授の彫刻作品に会津木綿のワンピースを着せた作品と、現代の食生活に則した漆器作品を展示。ワンピースは清家弘幸特任教授の指導のもと、テキスタイル専攻領域の学生30人が協力して製作。漆器は森田敏昭教授が指導し、作り上げた。

     7体の人形彫刻用のワンピースは35点。会津木綿独特のしま模様を生かしながら、水玉模様のプリントを加えたり、白い襟を付けたりした愛らしいデザイン。会場を訪れた人から「自分も着たい」という声が上がっていた。

     プロジェクトを率いるテキスタイルデザイナーの須藤玲子教授は、会場で開かれたトークショーで「今は途絶えてしまっている藍染めの会津木綿を来年は復活させ、新たな魅力を加えたい」と表明。場内を沸かせた。

     同百貨店7階「デザインギャラリー1953」で3月21日まで。午前10時〜午後8時(最終日は午後5時まで)、無料。学生が製作した会津木綿のバッグやストールの販売も行っている。問い合わせは同百貨店(03・3567・1211)。【上杉恵子】

    東京造形大

    公式HP:http://www.zokei.ac.jp/
    所在地:〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556
    電 話:042-637-8111

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