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大学倶楽部・実践女子大

社会人基礎力学ぶ3日間合宿 3、4年生22人が挑戦

ビジネスの現場を学生たちに熱く語る岩田松雄氏
資生堂の女性活躍推進についてプレゼンテーションする学生ら

 就職活動や社会人生活を半年後に控えた実践女子大学の3、4年生22人が9月11日から3日間、社会人基礎力を磨く合宿を行った。日本法人トップとしてザ・ボディショップやスターバックスコーヒーを急成長させた岩田松雄氏と、岩田氏が設立したコンサルティング会社の共同代表の鷲見健司氏を講師に、実践に基づいた数々の課題に取り組んだ。

     学生たちに与えられたテーマは「リーダーシップ」と、組織における意思決定の速度と質を高める「ファシリテーション技術」。同大教育研究センターの深澤晶久、眞鍋清嗣両特任教授も講師陣に加わり、講義が始まった。

     学生たちの緊張を和らげようと、会場の宿泊研修施設「クロスウェーブ府中」(東京都府中市)には岩田氏がセレクトしたジャズピアノのBGMが終始流れ、ふだんの授業とは違った雰囲気に。まず岩田氏が「他者を理解するには、まず自己理解が必要だ」などと企業経営者としての自身の経験を語り、リーダーシップについて考えるヒントを与えた。続く個人・グループワークで、学生たちは、「一人一人のミッション策定」という課題に挑んだ。

     2日目は、ファシリテーション技術に関する講義に続き、グループディスカッションのファシリテーター(進行役)を交代で経験した。LGBTなど性的少数者に対する施策といったテーマについて、参加者の発言を整理したり、議論を進行させたりすることで、ファシリテーターの難しさと重要性を学んだ。夕食後にも、前日策定した自らのミッションをどう発展させるかを考える「宿題」が課され、学生たちは夜遅くまで取り組んだ。

     最終日には、資生堂における女性社員の活躍推進の歩みを題材に、プレゼンテーションとディスカッションを行った。最後に、3日間の経験を踏まえた行動プランを全員が発表し、合宿を終えた。

     学生たちは「刺激的で中身の濃い3日間だった。今後に必ず生かしていきたい」「社会に出る前に、自分のミッションを考える機会を得られた」などと感想を述べた。

     岩田氏は「企業の幹部クラスにもほぼ同じ内容のセミナーを行っているが、皆さんは真剣に課題に取り組み、とても高いレベルの反応が返ってきた。最後の発表の時は涙ぐんでしまいました」、鷲見氏も「女子大生らしい豊かな感性で互いを思いやったり、長所を生かし合ったりしていました」と学生たちの努力をたたえた。また、今回の合宿を企画した深澤特任教授は「企業と同レベルの研修を学生のうちに経験させようという初の試みだったが、学生たちの成長を目の当たりにできた」と、効果を実感していた。

    実践女子大

    公式HP:http://www.jissen.ac.jp/
    所在地:〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
    電 話:042-585-8817

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