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苦労が黄金の結晶に 学生が稲刈り 兵庫・南あわじ

コンパインで脱穀したキヌヒカリのもみを手に取り、実りの秋を実感する学生たち
水田泰善さんにコンバインの操作を教わりながら稲刈りをする男子学生

 山あいの兵庫県南あわじ市八木馬回地区で米作りに挑戦していた同市の吉備国際大地域創成農学部の学生たちがこのほど、稲刈りをした。田植えから4カ月近く、稲を管理してきた学生たちは「米作りの苦労がよく分かりました」と実りの秋を実感していた。

     6月21日、同地区の古民家を借りて田舎暮らしをしている4年の難波孝行さん(22)と宮里洸希さん(22)、1年の伊東蒼梧さん(19)と角田怜那さん(19)の4人が遊休田約25アールを借りて田植えをした。その後、4年の山上龍成さん(23)も加わり、5人で田んぼを管理してきた。

     農家からコンバイン2台を借りて、指導してもらっている農業、水田泰善さん(63)に教わりながら稲を刈り取った。田んぼがぬかるんでいたが、学生たちは初めてとは思えぬハンドルさばきで約4時間かけて稲刈りと脱穀作業をした。

     脱穀したもみは乾燥し、もみすりをして玄米にする。収穫した米は親戚や友人たちに販売し、田んぼや農機具を貸してくれた農家への謝礼や肥料代などに充てるという。「自分たちで作った新米を食べるのが待ち遠しい」と角田さん。

     宮里さんは「田植えから1カ月して雑草が生え、雑草取りをしても追いつかなかったが、除草剤を散布して乗り切ることができた」とし、「水の管理や雑草取りなどの作業をきちんとやらないと丈夫な稲に育たず、立派な米にならないことが分かりました。自分たちで作ったお米が形として残るのがうれしい」と満足そう。

     水田さんは「水の管理などはしっかりできた。病害虫被害もなく、初めてにしてはまずまず。みんなで協力し、農地を保全する大切さや農家の苦労などを学んでもらえたのではないか」と話した。【登口修】

    吉備国際大

    公式HP:http://kiui.jp/
    所在地:〒716-8508 岡山県高梁市伊賀町8
    電 話:086-231-3600

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