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12月2日から神戸市中央区で開かれる「神戸ルミナリエ」で使われる発光ダイオード(LED)付きの募金箱を、神戸大学の塚本昌彦・同大学院教授(電気電子工学)の研究室の学生らが完成させた。
塚本教授の研究室では、2006年から光る募金箱を使ってルミナリエの運営資金を募る活動を開始した。昨年は全体の募金総額が4878万円で、同研究室では、過去最高の約350万円が集まったという。
今年は研究室と神戸芸術工科大学の学生ら31人が、塚本教授の指導を受けながら募金箱の制作に取り組んだ。制御装置とセンサーを組み合わせて募金を入れるとLEDの光り方が変わるように工夫。カラフルに光るキューブ型や鐘を鳴らすと光り方が変わる募金箱など5個の新作を作成した。11日までの期間中は過去に好評だった募金箱と合わせて計11個を持って学生が会場内で募金を呼び掛ける。
プロジェクトリーダーで神戸大大学院1年の松井駿さん(24)は「もっと楽しんでもらえるようにいつまでも見ていられる工夫をした」と話していた。【栗田亨】