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客員教授のワダエミさんが卒業制作展に来場 テキスタイル専攻生の作品を講評

作品を講評するワダエミさん。右は須藤玲子教授
自作のドレスの前に立つ小野栞さん
器の表情を布で表現した西沙那子さん

 舞台衣装デザイナーのワダエミさんが3月16日、客員教授を務める東京造形大の「有志卒業制作展」を訪れ、作品を講評した。世界各地で映画やドラマなどの仕事が控えるワダさんは「今度の作品に使いたいくらい」と、レベルの高さに感心していた。

     展示されているのは同大でテキスタイルデザインを専攻し、今春卒業・修了する学部生、大学院生31人の作品。「12年前、たまたま通りかかった卒業展をのぞいたのが、造形大との縁の始まりだった」というワダさんは、須藤玲子教授から説明を受けながら一人一人に感想を伝え、学生らは真剣に聴き入った。

     「いのちを纏(まと)う」をテーマとした小野栞(しおり)さん(4年)は、蚕が繭を作る時に最初と最後に吐き出す糸状や管状のものを素材とした。通常は廃棄されるが「衣服の素材はそれぞれ命からできている。その命を見つめ、表現したい」という思いから、捨てられる「命」に目を留めたという。

     廃棄部分から長さ250メートルの糸を作り、その糸を切ることなく織り込んで、ドレスの形を作り上げた。まったくのオリジナル手法のため、道具も自作。素材の部分によって表情の異なる8本の糸から、8枚のドレスが生まれた。

     小野さんとともに来月から大学院に進学する西沙那子さんは、反物の幅の木綿地に捺染(なっせん)を施し、器の表情を表現した。「作り手の痕跡にひかれる」と西さん。その作品は、皿の表面に残るはけの跡などを布に写し取ったようだ。

     展示は20日までの午前11時~午後8時、東京都港区南青山のスパイラルガーデンで。無料。問い合わせはメール(tzu.textile@gmail.com)で。【上杉恵子】

    東京造形大

    公式HP:http://www.zokei.ac.jp/
    所在地:〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556
    電 話:042-637-8111

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