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大学倶楽部・亜細亜大

ピアサポーターの習熟度アップへ アイマスクや手話体験で障害への理解深める

アイマスクの体験をする学生
ろう学生が講師役となったミニ手話教室

 亜細亜大学は6月、障害者をサポートする学生ピアサポーターの習熟度を深めるワークショップを開いた。実際にアイマスク体験や手話学習などを通して障害への理解を深め、建学の精神「自助協力」を体現。ダイバーシティー(多様性)のあるキャンパス作りに尽力している。

     ピアサポーターとは、障害の疑似体験や感情を共有し、ピア(仲間)として支え合う活動をする人のこと。同大では十数年前から、学生とともに手話通訳や筆記補助など、ろう学生に対する学習支援に取り組んできた。昨年4月に障害を理由とする不当な差別を禁止した「障害者差別解消法」が施行されたことをきっかけに、学内に「障がい学生修学支援室」を開設。職員と教員支援コーディネーターの2人態勢で障害者の学習・生活支援をし「居場所ができた」など安心する声が寄せられている。

     支援室は6月、支援室に登録している学生ピアサポーター76人に、5回の活動説明会とワークショップ「アイマスクをしてキャンパスを歩いてみよう」「聞こえないって、どんなこと」「ミニ手話教室」を開いた。

     このうち、「アイマスクをしてキャンパスを歩いてみよう」では、視覚障害のある国際関係学部国際関係学科1年の五十嵐洸貴さんと一緒に介助歩行について学んだ。参加した学生は「サポートする手を添える位置によっては怖いと感じる場面もあった」「洸貴の世界観を知ることができた」「とにかくサポートしてくれる人を信じるしかないという究極の心境を味わった」など、初めての感覚を率直に語った。

     また、「ミニ手話教室」では、ろう学生が講師役となって手話を勉強した。6月22日には、自己紹介や日常生活で役立つ手話が紹介された。受講生からスマホやSNSに関する手話のリクエストがあるなど、始終和気あいあいとした雰囲気。講師役の経済学部経済学科3年、林滉大さんは「手話がもつ表現の豊かさを教えることは簡単ではないが、手話入門の授業を担当している先生をお手本にした。自分にとっても勉強になっている」と話した。

     7月5~9日には、東京都杉並区の「座・高円寺」で公演される手話劇「残夏-1945-」に卒業生の貴田みどりさんが出演する予定で、ピアサポーターたちは観劇を心待ちにしている。

    亜細亜大

    公式HP:http://www.asia-u.ac.jp
    所在地:〒180-8629 東京都武蔵野市境5-24-10
    電 話:0422-36-3238

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