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大学倶楽部・芝浦工業大

植物や木がバイオエタノールの原料に 低環境負荷・高効率なカーボン触媒開発

ソリューションプラズマ技術を使ってカーボン材料を処理する様子
カーボン固体酸触媒を生成する概念図

 芝浦工業大学工学部材料工学科の石崎貴裕教授らは、植物や木に含まれるセルロースという成分からグルコース(バイオエタノールを得るための中間材料)への変換を環境に優しく効率的に行うカーボン固体酸触媒を新開発した。

     バイオエタノールは石油代替可能とされているバイオマス燃料(生物由来の再生燃料)で、サトウキビやトウモロコシから合成されている。しかし、地球人口の増加に伴う食料不足が予測される中、食料ではない植物や木に大量に含まれるセルロースからバイオマス燃料を製造することが望まれている。

     セルロースを使ってバイオエタノールを生産する場合、セルロースからグルコースに変換する必要がある。しかし、変換する際に使う従来の触媒は効率が悪く環境負荷も高いなどの欠点があった。

     今回、ソリューションプラズマ(溶液中でプラズマを発生させる)技術を用いてカーボン(炭素)材料を処理することで、短時間かつ低コスト、低環境負荷で高性能なカーボン固体酸触媒材料を作製することに成功した。新触媒によりバイオエタノールの大量製造が期待されている。

     今後は企業などの共同研究先を募り、材料の機能向上や実用化に向けた研究を行っていく。

    芝浦工業大

    公式HP:http://www.shibaura-it.ac.jp/
    所在地:〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14
    電 話:03-6722-2900

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