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大学倶楽部・千葉大

学生が手がけた「環境報告書」が「環境コミュニケーション大賞」優良賞に

表彰式で、八木裕之審査委員長(左)から賞状を授与された鷺谷編集長
表彰式に参加した学生たち
「環境報告書2017」の見開き表紙。四つのキャンパスを描いている

 千葉大学が発行した「環境報告書2017」が、優れた環境への取り組みを表彰する「第21回環境コミュニケーション大賞」(環境省など主催)の優良賞を受賞した。2月21日に東京都港区で行われた表彰式には、編集制作を担当した学生の代表8人が出席し、喜びを分かち合った。

     環境配慮促進法に基づき、国立大学法人や企業などは2006年度から、環境対策を記した報告書の発行が義務づけられている。同大では実務教育の一環として、環境意識の啓発活動に取り組んでいる「環境ISO学生委員会」が制作を担当。光熱水量や廃棄物排出量の収支や法規制順守状況などのデータの取りまとめは教職員が行うが、それ以外の部分は学生が手がけているのが最大の特徴だ。

     17年版は法政経学部3年の鷺谷駿さんが編集長を務め、40人を超える学生が参加した。作業は16年12月からスタートし、編集方針としてデータの視覚化や内容の充実に注力することを決定。学長や学部長、教職員などへのインタビューや取材、写真撮影、記事執筆、校正などを各自で分担した。冊子のデザインは学内公募の結果、工学部でデザインを専攻する学生チームが担当した。

     月1回の会議で教職員から指導を受け、試行錯誤を重ねて、昨年9月に全78ページの冊子を完成させた。

     同賞の審査員には、多岐にわたる環境の取り組みを余すところなく伝え、写真や図表などを用いて必要な情報を分かりやすく示した点が高く評価された。

     鷺谷編集長は「環境という視点から大学を捉え直すことができました。また、多くの学生や教職員とのやり取りを積み重ねて一つの冊子を作り上げる難しさ、達成感も学びました」と話している。

     同委員会はまた、「環境報告書」の信頼性を高めるために添える第三者による意見作成をほかの事業者から請け負っている。1件3万円で、既に5件ほどの受注実績があり、報告書制作の経験を生かし、活動の幅を広げている。

    千葉大

    公式HP:http://www.chiba-u.ac.jp/
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