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大学倶楽部・立命館アジア太平洋大

「性の多様性に関する基本方針」を作成 多様な学生が過ごしやすい環境を

性の多様性に関して相談できる専用窓口「LGBT+リエゾン・オフィサー」が設けられているスチューデント・オフィス(学生課)

 立命館アジア太平洋大学(APU)は、「性の多様性に関する基本方針」を作成し、ウェブサイトで公開した。APUでは、これまでも学生から性の多様性に関する相談を受けた場合、可能な範囲で対応してきたが、今回、大学の方針として公表することにより、悩みを抱えた学生がより相談しやすい環境を提供することを目指している。

     性の多様性に関して相談できる専用窓口「LGBT+リエゾン・オフィサー」もスチューデント・オフィス(学生課)内に新たに設けた。専用窓口では在校生のみならず、入学予定者からの相談も受け付ける。

     同大が性の多様性に関する取り組みを始めたのは2015年。この年に学生が主催し「性の多様性」をテーマにした講演会を実施したり、LGBTなどの学生とその支援者からなる学生団体「APU Colors」が結成したりと、学内における性の多様性に対する関心が高まったことがきっかけだ。

     これを機に、性の多様性に関する対応を大学として取り組むべき課題とし、スチューデント・オフィスの職員を中心としたワーキンググループを立ち上げた。同年11月には学生や教職員に対し、「セクシャル・マイノリティー(性的少数者)の学生環境に関するアンケート調査」やインタビューなどを行った。それらの結果から、大学が発行するすべての公的書類から性別欄を削除することを決め、来年春、全ての公的書類から性別欄をなくすことにしている。また、車いすマークの付いた個室トイレを障害や性別の有無に関係なく、誰もが使いやすいような表示に変更することを「APU Colors」と協同で検討をしている。

     APUでは、今後も多様な学生が過ごしやすい学校環境の整備を目指すことにしている。

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