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大学倶楽部・立命館大

ぐるなびと連携協定 共同調査・研究で食産業の発展目指す

協定を締結した立命館大の吉田美喜夫学長(右)とぐるなびの滝久雄会長

 立命館大学は8月10日、飲食店検索サイト運営のぐるなび(東京都千代田区)と産学連携協定を締結した。食に関する調査や研究、人材育成などで協力することで食関連産業の発展を目指す。同社が大学と協定を結ぶのは初めて。

     両者は今後、日本各地にある書籍の紙面情報や郷土料理のレシピ、地域食材を対象とした「地域の食材・食文化のデータベース化」▽働き方改革や人手不足への対応が求められる中、飲食店の店内導線や業務効率の見直しを図る「店舗作りの共同研究」▽主に口頭で伝承される料理人の調理技術を動画やロボティクス、AI(人工知能)などを利用してデータ化する方法を探る「料理人の調理技術のIT・データ化に関する研究」--などについて共同で取り組んでいく。そのほか、共同調査で得られた成果を発信するセミナー・シンポジウムの開催や、同大からのインターンシップ、学生に向けた講演実施なども計画している。

     立命館大のデータ工学やサービス工学、情報処理学など学部横断的な知見と、ぐるなびが保有する飲食店のデータベースをはじめとした日本各地の食文化、歴史、観光の情報や料理人のネットワークなどを活用させながら課題に取り組んでいく。

     同大は今年4月に経済・経営学、文化人類学、行動科学などさまざまな視点から「食」を総合的に学ぶ「食マネジメント学部」(滋賀県草津市)を新設。学部設立に賛同していた同社と約2年前から協定締結に向けた協議を進めてきた。

     東京都千代田区のぐるなび本社で行われた調印式で立命館大の吉田美喜夫学長は「食産業におけるアイデアがたくさんある場で学生が学べるメリットは大きい。ぐるなびと知見を合わせることで社会に新たな価値を創造していきたい」と話した。ぐるなびの滝久雄会長は「我々が保有する情報やネットワーク、リアルな外食の現場などは立命館大の調査研究に生かせると思う」と期待を込めた。【丸山仁見】

    立命館大

    公式HP:http://www.ritsumei.jp/
    所在地:〒604-8520 京都府京都市中京区西ノ京朱雀町1
    電 話:075-813-8300

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