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大学倶楽部・久留米大

聞こえのサポーター講座に学生が参加 聴覚障害に理解深める

学生らは、ホワイトボードを使って筆談しながら、町内運動会の計画を立てた=小郡市の総合保健福祉センターあすてらすで8月23日

 生まれつき耳の聞こえない人や聞こえにくい人、中途失聴者との交流や支援の方法を学ぶ「聞こえのサポーター講座」が、福岡県小郡市の総合保健福祉センター「あすてらす」で開かれた。社会福祉士を目指し、同市社会福祉協議会で実習中の久留米大学などの学生4人が、筆談や身ぶりで意思疎通する際の工夫や心構えを学び、聞こえない状態でのコミュニケーションを体感するために声を出さずにイベント計画を相談する実践に挑戦した。

     小郡要約筆記の会「たなばた」が主催し、会員が講師を務めた。要約筆記は話された内容を要約してパソコンやノートを通じて視覚情報にして聴覚障害者に伝える。大勢が参加する会議や講演会では、要約筆記をスクリーンなどに映写する。

     講座では聞こえの程度には個人差があることや、補聴器の有無や手話を使うかなどによって、その人にとって一番いい関わり方が異なることを説明。認識した音声を文字にするスマートフォンアプリや、聴覚障害者のために開発されたマイクとスピーカーなど最新の補助器具も紹介した。

     また、声を出さずに筆談や身ぶり、表情で意思を伝える「聞こえない体験」にも挑戦。ホワイトボードに意見を出し合い、町内運動会の計画を立てた。久留米大3年の山下幸南(ゆきな)さん(21)は「聴覚障害者とのコミュニケーション方法が思っていたよりもたくさんあった。一人一人にあった支援の形を考えることができるようになりたい」と話した。【安部志帆子】

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