メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

<サイトワールド2016>手軽に組み立てられる触地図キット--成蹊大理工学部が開発

写真=接着テープで組み立て・取り外しが容易な触地図キット

 成蹊大学理工学部人間工学研究室は、視覚障害者の駅プラットホームからの転落防止に活用できる「視覚障がい者の駅プラットホームからの転落事例データベース」と、歩行訓練士が視覚障害者に通学路などを立体模型で直感的に教えられる「歩行訓練用触地図キット」を開発した。

     触地図キットは、3Dプリンターで造形できる3D模型のパーツを接着テープで貼り付けるもの。歩行訓練士が白杖(はくじょう)を使った単独歩行などを指導する際、視覚障害者は点字ブロックやバス停、階段や線路などの歩行経路周辺のランドマークを使って、通学路などの道順を触って確認できる。特に改装工事中の駅など一時的にルートが変わっている場所の経路情報などを迅速にチェックでき、活用が期待される。

     同研究室では「誰でも自由にサイトからダウンロードして3Dプリンターで造形して、歩行者が知りたい歩行ルートを手軽に作れるようにしたい」と話している。【岩下恭士】