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全方位マイク使った「聖徳玉子」が最優秀賞--リコーシータのコンテスト

写真=審査員と共に記念撮影する表彰式に出席した受賞者

 リコーは、ワンショットで誰でも360度の全天球映像が撮影できる同社のデジタルカメラ「Theta(シータ)」を使った革新的な技術を募集する「RICOH THETA×IoT デベロッパーズコンテスト」の表彰式を7日、東京・お台場の日本科学未来館で開催した=写真。最優秀賞にはインフォコム技術企画室の「聖徳玉子」が選ばれ、賞金100万円が贈られた。

     聖徳玉子は360度の全天球動画と全方位音声を組み合わせ、音声の発生方向と同じ方向の映像をリアルタイムに表示できる遠隔コミュニケーションシステム。複数のメンバーが参加する会議でも、発言者の音声と映像が、遠隔地の画面に自動的に表示される。

     コンテストはリコーとYRPユビキタス・ネットワーキング研究所が共催した。

     審査員長を務めた同研究所長の坂村健・東京大学大学院教授は講評で「2回目の今年は国内応募が多かった。クラウド連携やビッグデータ活用など最新技術に対応して、スマホで画像を閲覧できるアプリが目立った。他社の端末などオープン環境で利用できることが大切だ」と説明した。

     入賞作品にはほかに、視覚障害者に音で人の接近などを知らせるシステムや不動産物件をパノラマ映像で写せるシステムなどが選ばれた。全天球カメラは今年、ニコンからもアウトドアやスポーツシーンで動画撮影が可能なアクションカメラが発売されるなど急速に注目が高まっている。【岩下恭士】