メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ユニバ・トーク 11月10日 優しい日本

 本格的な冬の到来を実感する今日このごろ。毎朝、駅前のコーヒーショップでタンブラーにコーヒーを入れてもらって地下鉄に乗るんですが、先日、店員から「昨日、1000円落としたそうですよ」と紙幣を渡されました。店内にいた女性客が見ていて拾ってくれたということです。いつもポケットにつり銭を突っ込んでいるので落としたみたい。「海外だったら戻ってこないのでは」と思いました。

     早速、この出来事をフェイスブックに投稿したら、たくさんのコメントをいただきました。

    「やはり、日本って、素晴らしい国だと思います。安全で、親切、礼儀正しいですね。この国民性、四年後のオリンピックの時も、そして、永遠に続いてほしいですね」

    「返ってきた1000円の何倍も価値のある話ですね(^-^)」

    「よかったですね。確かに、海外で現金を落として気がつかないでいたら、そのままとっととネコババされてそうですね。国とか生活水準にもよるんでしょうけど」

     そして、やはり全盲の友人からは、こんな意見も。

    「リオデジャネイロのスタバで財布を落としたときも、現地の人が肩をたたいて教えてくれました。スリが多いと言われていますが、悪い人ばかりではないようです」

     ちなみに、同店の店員はみんな目の見えない僕のことを覚えてくれていて、必ず「岩下さんおはようございます。○○です」などと名前であいさつします。うれしい気遣い! 米シアトルに本社のあるこのコーヒーチェーンの世界中の店舗に、そのような視覚障害者接客マニュアルがあるのかどうかは知りません。女性蔑視や異文化排斥が支持され始めたらしい米国でも、こんな優しさが育ってほしい。【岩下恭士】