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<ユニバーサルデザイン>音を見える化する端末など共遊楽器を展示--東京のオペラシティで……

写真=音を視覚化した「ラタタップ」

◆<ユニバーサルデザイン>音を見える化する端末など共遊楽器を展示--東京のオペラシティでキッズプログラム

     障害のある子もない子も演奏を楽しめる「共遊楽器」を誰でも体験できるキッズ・プログラム「オトノバ 音を体感するまなび場」が東京都新宿区の東京オペラシティ内NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で開かれており、夏休み中の親子連れなどの人気を集めている。

     演奏を体験できる展示作品は慶応大学大学院メディアデザイン研究科研究員の金箱淳一さん(33)が考案。耳の聞こえない子供には振動や光で音を感じてもらうなど、ユニバーサルデザインをコンセプトにした。

     「ラタタップ」は、マスカラなどの楽器に赤外線LEDを組み込み、演奏すると床に映像が浮かび上がる。複数の演奏者が振り方やたたき方を合わせると音色が変わってキャラクターが床に浮かび上がり、振れば振るほどたくさん出てくるなど楽しい仕掛けがいっぱいだ=写真。

     「タッチ・ザ・サウンド・ピクニック」は、音が聞こえないようにイヤーマフを耳につけて、音が鳴ると音量や音質によってさまざまなパターンで振動する懐中電灯のような端末を手に持って、音探しに出かけるワークショップ。最後に聞いた音を「トントン」や「パチパチ」などのオノマトペ(擬音語)で表現し合う。

     金箱さんは「この端末があれば聴覚障害者も振動でコンサートが楽しめる」と期待しており、今後も動物園や博物館など子供が喜びそうな場所でワークショップを開く計画。

     31日までの午前11時から午後6時開館。月曜日と6日は休館。入場無料。【岩下恭士】

    ◆動画=音を視覚化した「ラタタップ」と音を振動に変えるデバイス