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ユニバ・リポート

AIメガネ「オーカム マイアイ」各社が出展--11月1日から第13回サイトワールド

 デジタル録音図書プレーヤーや点字ディスプレーなど、視覚障害者の情報アクセスや自立を支える最新のテクノロジーの展示会「サイトワールド」が、11月1日から3日間、東京都墨田区の丸井錦糸町店内にあるすみだ産業会館サンライズホールで開かれる。最も注目を集めるのは、視覚支援AIメガネ「オーカム マイアイ2」で、各社から出展され、便利な活用法などを紹介する実演セミナーの開催を予定している。入場無料。

     オーカム マイアイ2は、メガネのツルに装着できる100円ライターほどのサイズのスピーカー内蔵超小型カメラが、印刷物の文字や紙幣、物体の種類や色を識別して瞬時に読み上げ、あらかじめ登録しておけば、家族や友人などの顔を100人まで認識し、周囲にいる人を知らせてくれる。イスラエルのオーカム・テクノロジーズが開発し、この秋から日本語版が販売されている。

     既に20以上の言語に対応しており、全世界で1万人以上が使用している。最大の特徴はネット環境が不要で、本体だけでいつでもどこでも利用できる点だ。読字障害者の利用も可能だが、「顔を向けてください」「バッテリーが100%充電されました」などとカメラの状態を詳しく音声ガイドしてくれるため、特に全盲者には使いやすい。

     オーカム マイアイ2の実演セミナーは、福祉機器メーカー「システムギアビジョン」(旧タイムズコーポレーション)が、1日午後2時から4時まで第4会議室、2日午前10時半から午後0時半まで第1、2会議室で。また、点字ディスプレーメーカーの「ケージーエス」は1日午前10時半から午後0時半まで会議室3、3日午前10時半から午後0時半まで会議室4で開催される。

     サイトワールドは、日本点字制定記念日に当たる11月1日に合わせて毎年開かれている展示会で、今年で13回目。国内外から約50社が出展の予定で、出展製品はすべて訪れた視覚障害者が手で触れて、自身で操作を体験できるのが大きな特徴だ。また、最寄り駅のJR錦糸町駅改札口から会場まで誘導ボランティアを配置するなど、バリアフリーにも配慮する。開催時間は午前10時から午後5時で、最終日の3日は午後4時まで。【岩下恭士】