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エル・システマフェスティバル2018[12月1日(土)/東京芸術劇場]

名前:エル・システマジャパン

◆音楽を通して「生きる力」を育む子どもたちによる演奏会

     福島県相馬市、岩手県大槌町、長野県駒ケ根市の子どもオーケストラによる第1部と、目や耳などに障害のある子どもたちによる「東京ホワイトハンドコーラス」と、エル・システマ発祥の地・ベネズエラのヴォーカル・グループ「ララ・ソモス」による第2部の構成です。オーケストラの指揮には「次世代の才能」と期待されるエンルイス・モンテス・オリバーを迎え、エル・システマの音楽をお届けします。

     現在、世界70以上の国や地域で展開されている音楽教育システム「エル・システマ」。音楽経験や経済環境に関わらず、子どもたちが無償でオーケストラやコーラスに参加することで、音楽を通じて集団としての協調性や社会性を育み、社会との関りをつくり、生きる力を身につけることを目指しています。

     東日本大震災の被災地の子どもたちを支援するために設立されたエル・システマジャパンは、現在は被災地以外でもさまざまな状況にある子どもたちに「音楽を通して生きる力を育む事業」を行っています。

     年に1度開催されているエル・システマフェスティバルには、異なる場所で活動をしているエル・システマの子どもたちが集結。指揮に心を寄せ、音色を奏で、美しいハーモニーを響かせます。

     昨年より活動を始めた東京ホワイトハンドコーラスには、ろうの子どもたちに加え、盲の子どもたちが参加。自分らしさを大切にしながら、互いを思いやる自分たちらしいコーラスを披露します。再来日するベネズエラのホワイトハンドコーラス出身者などによる「ララ・ソモス」は、ラテンアメリカを感じさせるレパートリーを演奏します。

     3つの子どもオーケストラの指揮を務めるのは、エル・システマ創設者の故アグレウ博士とエル・システマ出身で世界的に活躍する若手指揮者グスターボ・ドュダメル氏に、幼少より「次世代の才能」と期待され直接師事を受けた21歳のエンルイス・オンテス・オリバー。本年4月に行われたアブレウ博士の追悼記念コンサートでは、エル・システマ約1万人の音楽家たちを指揮。本公演がベネズエラ国外でのデビューとなります。

    ●曲目など

    モーツァルト:セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」/ヴィヴァルディ:「四季」から春と冬/「ふるさとの空」(作曲:出田敬三、作詞:上田幸法)/「エーデルワイス」(作曲:リチャード・ロジャース、訳詞:阪田寛夫)/「イパネマの娘」/「ベネズエラ」 ほか

    ※演奏曲は変更の可能性がございます。ご了承ください

    開催概要

    ●日時:2018年12月1日(土曜日)15時開演(14時ロビー開場)

    ●会場:東京芸術劇場 コンサートホール

    JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線池袋駅西口徒歩2分(東京都豊島区西池袋1-8-1)

    ●入場料金:全席指定2000円/高校生以下1000円※東京芸術劇場ボックスオフィスのみ取扱、枚数限定

    ※障害をお持ちの方は割引料金があります(東京芸術劇場ボックスオフィスにお問い合わせください)

    ※本公演は、聴覚に障害をお持ちの方向けに、字幕で歌詞を表示し、ボディーソニックも設置します

    ※未就学児の入場はお断りいたします(有料の託児サービスがあります)

    ●チケット:東京芸術劇場ボックスオフィス

    TEL:0570・010・296(休館日を除く10時から19時まで/休館日11月12日、11月26日)

    ●お問い合わせ:エル・システマジャパン

    TEL:03・6280・6624(平日10時から18時)、E-mail:info@elsistemajapan.org