気象・地震
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それぞれの3.11
東日本大震災10年/9止 福島県内、三つの「博物館」 人と人結び、次世代へ
4/12 13:07 1598文字忘れてはならないできごとに、どう向き合い、伝えるか。国内では原爆や水俣病などを伝えるミュージアムがあるが、東日本大震災でもさまざまな取り組みが広がっている。福島県内の三つの「博物館」を歩き、その役割について考えた。 青空に八分咲きの桜が映える3月31日。二本松市の「10年間ふるさとなみえ博物館」を
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鹿児島県で震度4 津波の心配なし
4/11 21:23 121文字11日午後9時ごろ、鹿児島県で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源はトカラ列島近海で、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.4。この地震による津波の心配はない。 主な震度は次の通り。震度4=鹿児島県十島村
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熊本地震5年 益城町で追悼式 「経験と教訓、知らない世代に」
4/11 14:08 774文字2016年4月の熊本地震で最大震度7の激震に2度見舞われ、甚大な被害が出た熊本県益城(ましき)町で11日、犠牲者の追悼式があった。2度目の震度7を観測した16日の本震で、同町に住んでいた祖父母を亡くした熊本市東区の長石美輪さん(41)が遺族代表として追悼の言葉を述べ、「あの時の経験と教訓を熊本地震
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熊本地震5年で阿蘇市が記録誌発行 「耳の痛い意見こそ教訓に」
4/11 13:43 1063文字2016年4月の熊本地震で住民21人が犠牲になった熊本県阿蘇市が地震の記録誌を発行した。同市の自宅に帰る途中に阿蘇大橋付近の土砂崩れに巻き込まれて死亡した大学生の大和晃(ひかる)さん(当時22歳)の両親や、避難の先頭に立った住民、耕地復旧を支援した宮崎県日向市職員らのインタビューなどで被災からの5
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インドネシアでM6.0地震、少なくとも7人死亡 家屋300以上損壊
4/11 09:19 253文字米地質調査所(USGS)によると、インドネシア・ジャワ島南方沖で10日午後2時(日本時間同4時)ごろ、マグニチュード(M)6・0の地震があった。国家災害対策庁によると、震源に近い東ジャワ州で300以上の家屋が損壊、少なくとも7人が死亡、12人が重軽傷を負った。気象当局によると、津波の恐れはない。
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熊本地震5年 車中泊の場「確保」5市 避難対策遅れ 47自治体調査
4/11 02:07 622文字2016年4月の熊本地震から5年になるのを前に、毎日新聞が東京都と全国の道府県庁所在市に災害時の車中避難対策についてアンケートしたところ、車中泊のための場所を「十分確保できている」と答えたのは5市のみだった。住民がどこで車中泊しているか効率的に把握する体制が「構築できている」との回答も11市にとど
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東日本大震災・空間放射線量率 福島第1原発・正門周辺 10日正午現在
4/11 02:03 60文字10日正午現在 0.371マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力の計測結果から 前日は0.369マイクロシーベルト毎時
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「車中泊できる場所確保を」熊本地震、寝たきりの母失った娘訴え
4/10 19:24 1281文字災害時の車中避難対策に関する毎日新聞の全国47自治体アンケートで、車中泊向けの避難場所が十分に確保できていない現状が明らかになった。2016年4月の熊本地震では避難所に行けない事情がある住民らがやむなく車中泊を選択した。熊本地震で89歳の母が車中泊後に死亡した熊本市中央区の冨永真由美さん(62)は
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災害時の車中泊「場所、十分確保」5市のみ 対策遅れ浮き彫り
4/10 19:12 1080文字2016年4月の熊本地震から5年になるのを前に、毎日新聞が東京都と全国の道府県庁所在市に災害時の車中避難対策をアンケートしたところ、車中泊のための場所を「十分確保できている」と答えたのは5市のみだった。住民がどこで車中泊しているか効率的に把握する体制が「構築できている」との回答も11市にとどまった
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鹿児島県で震度4 津波の心配なし
4/10 08:31 131文字10日午前7時7分ごろ、鹿児島県で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源はトカラ列島近海で、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.2。この地震による津波の心配はない。 主な震度は次の通り。 震度4=鹿児島十島村▽震度3=奄美市
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検証
熊本地震5年 被災者孤立、ケア課題 見守り減「82%」相談相手もなく 復興住宅入居者アンケート
4/10 02:02 2555文字2016年4月の熊本地震から5年になるのを前に、毎日新聞が災害公営住宅(復興住宅)で暮らす被災者にアンケートしたところ、回答を寄せた128人の48%に当たる62人が「被災前より人付き合いが減った」と答えた。また、地震後、市町村などによる「見守り」を受けていた102人のうち84人(82%)が、復興住
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東日本大震災・空間放射線量率 福島第1原発・正門周辺 9日正午現在
4/10 02:01 59文字9日正午現在 0.369マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力の計測結果から 前日は0.370マイクロシーベルト毎時
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東日本大震災10年
帰宅困難者対策広がる 事故免責、法整備が必要 工学院大・地震工学 久田嘉章教授の話
4/10 02:00 480文字帰宅困難者を一時的に受け入れる施設の管理者に損害賠償責任が及ぶ問題は、曖昧なまま放置されている。国は、管理者が個々の滞在者に免責を誓約してもらう方法を検討しているが、何千人も押し寄せる状況では非現実的だ。管理者は顧客やテナントへの対応に追われ、訴訟リスクがある帰宅困難者の受け入れに消極的になる可能
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東日本大震災10年
帰宅困難者対策広がる 職場に備蓄、都が注力
4/10 02:00 2992文字2011年3月11日の東日本大震災では、首都圏で鉄道が止まり、帰宅困難者が街にあふれて混乱した。この教訓から、東京都は都内の企業に対し社員が職場で3日間過ごせる食料などの備えを促し、職場から離れた人や観光客など「居場所をなくした人」を想定した一時滞在施設の確保を進めてきた。また、東日本大震災後に大
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宇土市新庁舎の安全祈願祭 熊本地震で被災「復興のシンボルに」
4/9 20:53 450文字2016年4月の熊本地震で市役所が損壊し、プレハブの仮設庁舎で業務を続けていた熊本県宇土市で9日、新庁舎建設の安全祈願祭があった。元松茂樹市長は「市役所が防災拠点としての機能を喪失し、市民に迷惑をかけた。新庁舎は市にとって復興のシンボルになる」と語った。 鉄筋コンクリート5階建てだった旧庁舎は耐震
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集落「現地再建」選択も世帯は半数に 熊本地震5年、「納得の」一歩
4/9 19:02 1332文字熊本地震で家屋の9割が全壊するなど甚大な被害が出た熊本県西原(にしはら)村の大切畑(おおぎりはた)地区で、地震から丸5年となる今月、復興工事がようやく終わる見通しだ。一時は集団移転の話が持ち上がったが、集落内で議論して現地再建を選択。今は新築の家も7軒建った。ただ、地区に残った世帯は被災前の半数ほ
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青森で季節外れの雪 10日朝までは路面凍結に注意
4/9 18:38 254文字青森県内では9日、上空に寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まった影響で、各地で季節外れの雪が降った。県内で積雪を観測したのは21日ぶりで、4月の積雪は2019年4月3日以来。 同気象台によると9日16時までの24時間降雪量は、酸ケ湯24センチ▽青森大谷8センチ▽青森5センチ▽野辺地1センチ。青森市街
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熊本地震 5年間で孤独死35人 仮設・復興住宅などで
4/9 18:05 369文字2016年4月の熊本地震から5年を前に熊本県は9日、20年度に県内の災害公営住宅(復興住宅)に入居する70代男性が誰にもみとられず孤独死したと発表した。復興住宅での孤独死は2人目。仮設住宅などでは19年8月までに男女33人の孤独死が確認されており、仮設・復興住宅での孤独死は5年間で35人になった。
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特集ワイド
東日本大震災10年 三陸沿岸巡る 追悼施設、誰のため
4/9 12:52イチオシ注目の連載 2418文字東日本大震災から10年の節目に、自家用車を駆って被災地取材を続ける大阪在住のフォトジャーナリスト、小林正典さん(71)と三陸沿岸部を巡った。私が震災翌年から2年間担当した地で、当時、知り合った被災遺族らを訪ね、変わりゆくまち並みを確認しておきたかったからだ。復興事業で整えられた無機的な人工構造物と
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東日本大震災10年
埼玉・秩父のシイタケ農家 原発から200キロ…でも「風評」
4/9 12:50 2317文字東日本大震災による東京電力福島第1原発事故は、約200キロ離れた埼玉県秩父地域のシイタケ農家にも深刻な影響を与えた。埼玉県は、千葉や茨城など隣県の一部地域も対象になった出荷制限は免れたものの、出荷先からシイタケを返品されたり、風評被害に苦しめられたりして廃業に追い込まれた農家も出た。事故から10年
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