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将棋・渡辺明名人が語り尽くす「3連覇への全5局」と「次の挑戦者」
2022/7/4 16:00 2567文字渡辺明名人(38)に斎藤慎太郎八段(29)が挑戦した第80期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)は、渡辺名人が4勝1敗で制して3連覇を果たし、幕を閉じた。全5局、計10日間にわたる戦いの中で、渡辺名人は何を考え、どんな選択をして勝利をつかんだのか。ポイントとなった局面
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地元棋士に追い風? 名古屋将棋対局場で佐藤九段・杉本八段が対談
2022/6/23 05:00 2428文字将棋の新たな公式戦対局の場として「名古屋将棋対局場」が22日、開場した。名古屋駅前の高層ビル・ミッドランドスクエア(名古屋市中村区)の25階にあり、最新設備の整った「天空の対局場」としても注目されている。開場を記念し、日本将棋連盟の佐藤康光会長(52)と、名古屋市在住で藤井聡太王将(19)の師匠で
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「勝負メシにひつまぶし」は当面お預け? 名古屋将棋対局場に熱視線
2022/6/19 15:00動画あり 1971文字名古屋市の名古屋駅前に建つ複合商業施設「ミッドランドスクエア」25階に新設される名古屋将棋対局場。これまでタイトル戦以外の公式戦は東京と大阪の将棋会館で行われてきたが、「第3の対局場」として、2022年度の第81期名人戦順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)から使用される。22日の開場日に行われる「
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加藤一二三、20連敗の相手に叫んだ日 名人戦、藤井聡太への期待
2022/6/5 05:00動画あり 2561文字1954年に14歳7カ月でデビューして「神武以来の天才」とうたわれ、順位戦をA級までノンストップで駆け上った加藤一二三九段(82)。A級2期目に挑戦者となったものの名人位には手が届かず、ようやく手にしたのは42歳。20歳での初挑戦から22年がたっていた。この間、故・大山康晴十五世名人の後を受けて名
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女流将棋界の“新星”鎌田美礼さん 「タイトル戦出てみたい」
2022/5/27 08:44 0文字 -
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「タイトル戦出てみたい」女流棋士の鎌田美礼さん 28日デビュー戦
2022/5/27 07:00 1425文字5月1日付で将棋の女流2級となり、13歳10カ月で現役最年少の女流棋士となった鎌田美礼さんのデビュー戦が、28日に組まれた。茨城県取手市立中に通う中学2年生が、女流将棋界の新星として間もなく歩み始める。 将棋との出合いは6歳。アマ高段者の父・敦胤(あつたね)さん(50)からルールを教わり、ハムスタ
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藤井聡太王将の対局決めたのは意外な道具 名人戦順位戦の抽選会に密着
2022/4/18 15:00 3368文字第81期名人戦順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の各級の組み合わせが18日、発表された。名人戦挑戦権を争うA級順位戦に初登場する藤井聡太王将(19)の初戦の相手は佐藤康光九段(52)に決まった。藤井王将と渡辺明名人(37)、豊島将之九段(31)、永瀬拓矢王座(29)は、今の将棋界の「4強」とも呼
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「味が悪かった」規定変更 名人戦、今期から何が変わるのか
2022/4/4 18:03 901文字第80期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)が6日に東京都文京区のホテル椿山荘東京で開幕する。今期から対局規定が一部変更され、昼食休憩や2日目夕方の休憩時間が繰り上げられた。その理由とは――。【丸山進/学芸部】 今期の主な変更点は▽昼食時間(前期まで午後0時半~午後1
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創刊150年イベント
本因坊戦「10連覇」対談 治勲×文裕(下) 次世代の王者とは?
2022/3/7 11:00 3381文字二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=と、二十六世本因坊の資格を持つ本因坊文裕(32)=井山裕太九段=の2人が対談した毎日新聞創刊150年記念イベント「趙治勲×井山裕太 絶対王者はなぜ生まれたのか~本因坊戦10連覇対談~」。最終回は、囲碁の魅力と注目している棋士を挙げた後、参加者からの質問に答え
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創刊150年イベント
本因坊戦「10連覇」対談 治勲×文裕(中)達成への分岐点は?
2022/3/6 11:00 3547文字二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=と、二十六世本因坊の資格を持つ本因坊文裕(32)=井山裕太九段=の2人が対談した毎日新聞創刊150年記念イベント「趙治勲×井山裕太 絶対王者はなぜ生まれたのか~本因坊戦10連覇対談~」。2回目の今回は、10連覇を達成するターニングポイントになった一局を挙げて
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創刊150年イベント
本因坊戦「10連覇」対談 治勲×文裕(上)「最強の棋士は?」
2022/3/5 11:00 2475文字囲碁の本因坊戦10連覇を達成した二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=と、二十六世本因坊の資格を持つ本因坊文裕(32)=井山裕太九段=が、2月16日開催の毎日新聞創刊150年記念イベント「趙治勲×井山裕太 絶対王者はなぜ生まれたのか~本因坊戦10連覇対談~」で対談した。その内容を3回に分けて詳報
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名物「勝者の罰ゲーム」も 王将戦の記念撮影
2022/1/8 08:29 0文字 -
藤井聡太竜王も事前研究? 王将戦「勝者の記念撮影」に注目
2021/12/30 11:00 1991文字第71期ALSOK杯王将戦七番勝負が9日、開幕する。渡辺明王将(37)に藤井聡太竜王(19)が挑み、3冠対4冠の直接対局に注目が集まっている。その一方、王将戦には30年以上続く「勝者の記念撮影」という恒例行事があるのをご存じだろうか。対局を制した後、主催のスポーツニッポン紙上を飾るユニークな演出の
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データで見る将棋
王将戦リーグ、全勝か1敗かで七番勝負の結果に大きな差
2021/11/24 12:00 1050文字第71期王将戦リーグは、藤井聡太竜王(19)が5連勝して最終局を待たずに挑戦者に決まった。24日の最終局一斉対局は、藤井が全勝でリーグを終えて挑戦に花を添えるかが注目されている。過去の王将戦リーグのデータを見ると、リーグ全勝か1敗かで、その後の七番勝負の結果に大きな差が見られた。【丸山進/学芸部】
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データで見る将棋
藤井・羽生を超える「棋士」がいた
2021/11/12 11:00 1011文字将棋界の藤井聡太王位(19)=叡王・棋聖=は竜王戦七番勝負で3連勝し、史上最年少4冠に王手をかけている。デビュー以来、前人未到の快進撃を続けているのは周知の通りだ。だが実は、彼を超える記録を持つ「棋士」がいる。その人物とは――。【丸山進/学芸部】 ◇ハイペースでタイトル獲得 その「棋士」は初タイト
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データで見る囲碁
仲邑菫二段 タイトル挑戦確率は何%? 15日に女流立葵杯準決勝
2021/6/12 10:00 1144文字囲碁の第8期会津中央病院・女流立葵(たちあおい)杯(毎日新聞後援)の本戦準決勝が15日、福島県会津若松市の今昔亭で打たれる。今期は、小学4年の時に史上最年少のプロ入りを決めた現役最年少の仲邑菫二段(12)が4強入りして初のタイトル挑戦まであと2勝に迫り、注目が集まっている。そこで、仲邑の実力はどの
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渡辺明名人と井山裕太本因坊が対談 AI登場、若手活躍どう見る
2021/4/4 05:00動画あり 2351文字新しい年度が始まり、将棋界は7日に第79期名人戦七番勝負、囲碁界は5月に第76期本因坊決定戦七番勝負と、伝統と格式のある二つのタイトル戦が相次いで開幕する。渡辺明名人(36)は初防衛に臨み、本因坊文裕(31)=井山裕太九段=は史上最多タイの10連覇に挑む。大一番を前に両者が対談し、将棋・囲碁の魅力
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データで見る囲碁
20年総括 一力天元が首位キープ 急伸の余八段、「三羽ガラス」を脅かす
2021/1/6 13:01 1879文字2020年2月に本欄で、各棋士の実力をレーティングという手法で数値化したものを取り上げた。その時は、本因坊文裕(31)が「令和三羽ガラス」と呼ばれる一力遼天元(23)、芝野虎丸王座(21)、許家元八段(23)の20代3人にのみ込まれている結果となったが、その後の約1年、文裕は棋聖、本因坊を防衛後に
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データで見る将棋
「藤井時代」の幕開けがくっきり 脅かすのはまだ見ぬ「次世代エース」だけ?
2020/12/12 09:00 1130文字第33期竜王戦七番勝負が豊島将之竜王(30)の防衛で終わり、2020年のタイトル戦が全て終わった。 今年は藤井聡太王位(18)がついに初タイトルを取り、「藤井時代」の幕開けとなった。タイトル保持者の最年長と最年少の推移をグラフにしてみると、歴代の大棋士は、最年少タイトル保持者として登場し、世代交代
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データで見る将棋
王将戦リーグ 藤井王位が単独首位で挑戦する可能性は1万6000分の1?
2020/10/20 10:00 998文字第70期王将戦リーグは全21局のうち7局を終えて中盤戦に入り、豊島将之竜王(30)が3連勝で頭一つ抜けた存在になった。残る14局の全ての勝敗パターン(2の14乗=約1万6000通り)を計算してみると、藤井聡太王位(18)が単独首位で挑戦できるパターンはわずか1通り。同率首位でプレーオフに進出するパ
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