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リモートワーク最前線
生後6カ月の息子を連れて行く 抱っこひもで1泊2日のワーケーション
2020/11/7 14:00 4180文字生後6カ月の息子の鼻から、スー、スーという寝息が漏れ始めた。さあ、これからがお仕事タイム。宿泊先で、腕まくりをして原稿執筆を始める。コロナ禍による観光客減少の代替として旅と仕事を組み合わせたワーケーションが注目されている。子ども3人を育てる記者が、末っ子と挑戦した「ワンオペ赤ちゃん連れワーケーショ
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リモートワーク最前線
ワーケーションは自分への問い 16日に無料オンラインイベント
2020/11/6 16:05 2991文字仕事と休みを組み合わせた新しい働き方「ワーケーション」が注目を集めています。「2020ユーキャン新語・流行語大賞」にも、「テレワーク/ワーケーション」がノミネートされました。けれど、「試してみたいけれど自分にあっているか分からない」という方も多いのでは。読者とともに新たな働き方を探るコミュニティー
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リモートワーク最前線
パソナ淡路島移転に秘められた次への狙い 代表が勧める「東京100万人大脱走計画」
2020/10/16 07:00 2614文字東京都心から兵庫県・淡路島へ、本社機能を移転させるパソナグループ。<働く人々の「真に豊かな生き方・働き方」の実現>が目的だという。だが、同社の創業者でもある同グループの南部靖之代表(68)は、移転には単に本社機能を地方に移すという意味以上に、次の収益の柱を育てる目的があると明かす。次の収益とは。イ
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リモートワーク最前線
島流しでなく「心の黒字」 パソナの子育て世代含む1200人が淡路島に移住する理由
2020/10/15 07:00 3685文字人材サービス大手のパソナグループが、主な本社機能を東京から兵庫県・淡路島へ移すと発表して1カ月余り。2024年5月末までに本社機能を担う社員の3分の2、約1200人が淡路島に移住するという。なぜ淡路島なのか。社員たちは移れるのか。創業者でもある同グループの南部靖之代表(68)に、疑問をぶつけた。前
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リモートワーク最前線
感染は? 旅先で不安は? ウィズコロナ時代のワーケーション GoTo東京追加で身近に
2020/9/18 17:58 2989文字10月から「Go Toトラベル」の対象地域に東京が追加され、18日から割引対象となる東京発着の旅行予約も始まった。旅行には行きたいが、新型コロナウイルスの感染状況は心配だ。そこで、旅先で仕事をする「ワーケーション」という第3の選択肢を真面目に考えてみた。【今村茜/統合デジタル取材センター】 ◇昨日
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見る探る
ワーケーション 政府突然の旗振りに「なぜ今なの?」「誤解広がる」懸念の声
2020/8/2 08:00 4676文字「ワーケーションなどの普及に取り組んでいく」。菅義偉官房長官が7月27日にこう発言すると、インターネット上では「また政府の造語か」「休み中に仕事をさせるのか」「労働強化だ」「コロナ感染拡大の今言うことなのか」と批判があふれた。だが、本来のワーケーションとは、仕事と休暇を組み合わせた新しいライフスタ
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リモートワーク最前線
「ザッソウ」を大事に オフィスなし完全リモートワークのIT企業が好調のわけ
2019/12/14 07:00 3890文字その会社にはそもそも、オフィスがない。面会場所に指定された東京・自由が丘の「ワークスペース」にはパソコンが並び、社員が誰でも仕事ができるが、午後に訪れると2人しかおらず、夕方には無人に。社員は全員、国内外に散らばり自宅などで仕事をする「リモートワーカー」。IT企業「ソニックガーデン」は給料一律、上
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リモートワーク最前線
カフェ、図書館、献血ルーム、八ケ岳…リモートワークにおすすめの場所は? イベントリポート
2019/11/29 18:53 2653文字オフィスから離れて働く「リモートワーク」、実際に体験してみるとどういう気づきが得られるのだろうか。隣のあの人は、いつもどんな所でリモートワークをしているのか――。そうした疑問を専門家と話し合いながら解決し、お互いに交流するイベントが11月27日、毎日新聞メディアカフェで開かれた。記者(今村茜)が司
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リモートワーク最前線
オフィスから離れて働く「リモートワーク」はいかが 27日にイベント
2019/11/12 18:58 3677文字オフィスから離れて働く――。満員電車に揺られての毎日の通勤時間、台風や大雨などの災害時、夏休み・春休みシーズンに子供をずっと学童保育や保育園に預けている時、そうした考えにふと思いを巡らすことはないだろうか。ノートパソコンやタブレット端末とインターネットさえあれば、ある程度の仕事はどこでもこなせるよ
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ウーバーイーツ 10月から配達員本人の傷害も補償 社が費用負担
2019/9/30 19:42 724文字米配車サービス大手、ウーバー・テクノロジーズの日本法人ウーバー・ジャパン(東京)は30日、食事宅配代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員に対し、傷害補償制度を10月1日から始めると発表した。ウーバーイーツの配達員は個人事業主と位置づけられているため、事故にあった際に配達員本人に対し労災保険が適用さ
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「戦争の議論置き去り」 外国特派員からみた「不自由展」中止の不思議
2019/9/2 19:44 1817文字日本外国特派員協会(東京都千代田区)で2日に開催された「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」をめぐる津田大介氏と「不自由展」実行委員会の記者会見には、韓国や欧米の報道機関33社やフリーランスの記者など、計55人が出席した。集まった海外特派員たちは、展示が中止に追い込まれ
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日産が「確実に入るゴルフボール」開発 「ただしゴルフ場では使えません」
2019/8/29 17:24動画あり 1034文字日産自動車は29日、横浜市の日産グローバル本社で「確実にカップインするゴルフボール」をお披露目した。ゴルフの初心者でも、目隠ししても、クラブで打てばボールはカーブを描きホールに落ちる。このゴルフボール、一体どんなしくみになっているのか?【今村茜/統合デジタル取材センター】 ◇新型スカイラインに搭載
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トランプ氏に約束「トウモロコシ輸入」は本当に必要か?
2019/8/27 21:16 2041文字米中貿易戦争の影響で米国産トウモロコシが余り、日本が過剰分を購入する――。日米首脳会談で安倍晋三首相がトランプ米大統領の要請を受け、米国産の飼料用トウモロコシの購入を約束したことが議論を呼んでいる。その量は約270万トンで、日本の年間輸入量の4分の1にあたる。これだけのトウモロコシ、そもそも日本に
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自然に囲まれリラックス、IT駆使し効率アップ…「キャンプ場でワーケーション」という働き方改革
2019/8/20 19:09 1736文字ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた働き方「ワーケーション」が広まっている。6月、長野県信濃町のキャンプ場内に開業した「ノマドワークセンター」は自然に囲まれた環境で、リラックスして働けるのが売りだ。夏バテ気味の記者がスーツを脱ぎ捨て、信州ならではのアウトドアなワーケーションを体験して
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日本の競争力低下を考える
「日本の社長は仕事してない」 小西美術工芸社社長 デービッド・アトキンソン氏
2019/8/1 08:00 3138文字平成の30年間、日本経済は低迷し、生産性は伸び悩んだ。金融アナリストとして日本を長年分析し、今は文化財の補修を手がける小西美術工芸社の社長を務めるデービッド・アトキンソン氏は、その要因は賃金の低さにあると指摘する。「日本の社長は仕事をしていない」というアトキンソン氏の主張とは。【今村茜/統合デジタ
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日本の競争力低下を考える
「日本経済に必要なのはダイバーシティー」 コンサルティング会社社長・佐々木かをり氏
2019/7/31 07:30 2717文字女性は家庭を支え、男性は仕事に打ち込む――。戦後日本の高度経済成長を支えた性別役割分担は、バブルとともに崩壊した。平成の30年間で15~64歳の女性の就業率は7割に上昇し、性別や年齢、宗教や国籍などの「多様性(ダイバーシティー)」が企業の競争力を高めると言われる。しかし、日本での浸透には壁が多いよ
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日本の競争力低下を考える
平成の30年は「経済敗戦」 ファーストリテイリング柳井会長
2019/7/30 06:30 3351文字平成の30年間で、日本の経済的競争力は衰えた。今年5月にスイスの有力ビジネススクールが発表した国際競争力ランキングでは30位に落ち込むなど、もはや経済大国の座すら危うい。なぜか。日本を代表する財界人のファーストリテイリング・柳井正会長兼社長に尋ねると、「経済敗戦だ」と激しい言葉が返ってきた。「日本
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市民団体が候補者に#子育て政策聞いてみた アンケート実施の狙いは
2019/7/20 20:21 767文字21日の参院選を前に、「子育て政策」に限った候補者アンケートを市民団体が実施し、結果をホームページで公表している。なぜ子育てに特化した候補者アンケートを実施したのか、3児の母親でもある代表に尋ねた。【今村茜/統合デジタル取材センター】 調査を実施したのは、子育て中の親らで組織する市民団体「みらい子
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女性が多いと多様性ある企業、は「短絡的」 指標化で見えた障壁とは…
2019/7/17 06:30 1332文字企業のダイバーシティー(多様性)の実態を測定する日本初の取り組みを、コンサルティング会社「イー・ウーマン」(東京都港区)が進めている。女性の割合など表向きの数字だけではなく、従業員がどの程度、ダイバーシティーを理解しているかを調べるのが特徴で、職場での実際の浸透度が分かるという。初回調査で浮かび上
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新聞を取ったこともない監督のヒット映画「新聞記者」が描く人間と政治
2019/7/14 17:51 1292文字報道と権力の対峙(たいじ)を描いた映画「新聞記者」が、興行成績ランキング(興行通信社)でトップ10入りするなど、ヒットしている。日本で社会派映画の商業的な成功は難しいと言われる中、異例の人気だ。なぜこの映画は作られたのか。トークイベントで、プロデューサーと監督が思いを語った。【今村茜/統合デジタル
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