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「朗希世代」のDeNA森敬斗 プロ3年目で初々しい初本塁打
2022/6/23 23:17 654文字◇○DeNA7―5巨人●(23日・東京ドーム) 待ちに待った一発だった。高卒3年目のDeNA・森敬斗にプロ初本塁打が飛び出した。「いやー、もう率直にうれしい」。今季はけがでリハビリスタートだっただけに、喜びもひとしおだった。 六回無死二塁。左打席に入った8番の森は、1ボールから2球目に甘く来た直球
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元プロ、NTT東日本・井端弘和コーチの「野球脳」と指導法
2022/6/23 11:10 1858文字社会人野球の経験はないが、大学の同期に誘われ、ユニホームを着ることになったNTT東日本の井端弘和コーチ(47)。プロ野球・中日時代は「アライバコンビ」の愛称で親しまれ、巨人でも内野手として活躍した。そして今、社会人野球で感じることがある。 ◇社会人の選手に意識させたこと 5~6月にかけ、都市対抗野
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ENEOS、技巧派左腕・加藤三範がスイスイ完投 都市対抗代表に
2022/6/9 21:38 733文字第93回都市対抗野球大会の西関東2次予選は9日、横浜スタジアムで代表決定リーグ最終戦があり、ENEOS(横浜市)が三菱重工Eastを5―1で降して1勝1敗とし、第2代表で3年連続52回目の本大会出場を決めた。 ENEOSの先発、2年目左腕の加藤三範は、130キロ後半の直球にカットボール、110キロ
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社会人野球で今季「退場第1号」 きっかけは「退場取り消し」
2022/6/9 10:10 1504文字社会人野球にはそぐわない。そんな「暗黙の了解」をもとに、社会人野球は「退場処分」から守られてきた。それが今季から「退場」が内規に明記されたのだ。きっかけは、2年前の「退場取り消し」騒動。そして早くも「退場第1号」が飛び出した。 ◇「必要ない」と言われてきた理由 プロ野球の退場シーンと言えば、200
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挫折を味わった東芝 劇的サヨナラ本塁打で2年ぶり都市対抗代表
2022/6/8 22:53 750文字第93回都市対抗野球大会の西関東2次予選は8日、横浜スタジアムで代表決定リーグがあり、東芝(川崎市)が延長十二回の末、2―1で三菱重工Eastにサヨナラ勝ちで2連勝とし、第1代表で2年ぶり43回目の本大会出場を決めた。挫折を味わった名門チームがトップで代表権を奪還した。 4時間を超える激闘に終止符
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JR東日本、異例の1次予選出発からの底力 都市対抗東京第3代表
2022/6/7 16:11 695文字第93回都市対抗野球大会の東京2次予選は7日、大田スタジアムで第3代表決定戦が行われ、JR東日本(東京都)が1―0でセガサミーを降し、13年連続25回目の本大会出場を決めた。例年免除されてきた1次予選からの異例ともいえる出発を余儀なくされ、苦しみ抜いてつかんだ代表切符だった。 指揮官の決断は早かっ
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「犠牲になってでも」JR東日本、4番の執念 都市対抗東京予選
2022/6/1 07:10 1114文字第93回都市対抗野球大会の東京2次予選は31日、大田スタジアムで第2代表決定トーナメント2回戦があり、JR東日本がJPアセット証券に5―1で競り勝った。終盤まで1点を争う攻防で勝敗を分けたのは、4番の執念だった。 終盤の得点圏で4番に打席が回れば、誰しもが絶好機とみる。JR東日本は六回までゼロ行進
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東芝、ENEOS、三菱重工Eastが横一線 都市対抗西関東予選
2022/5/26 11:20 1356文字社会人野球の第93回都市対抗野球大会の西関東2次予選が29日、開幕する。ブロック決定トーナメント(29、30日、神奈川・等々力球場)を勝ち抜いた3チームによる代表決定リーグが6月7日から3日間、横浜スタジアムで行われる。3チームが1勝1敗で並んだ場合は、代表決定トーナメント(13~15日、等々力球
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セガサミーとNTT東日本が軸、追う鷺宮製作所 都市対抗東京2次予選
2022/5/19 11:30 1131文字社会人野球の第93回都市対抗野球大会の東京地区2次予選が、23日に大田スタジアムで開幕する。代表4枠の座を懸け、クラブ2チームを含めた8チームが争う。 前年本大会優勝の東京ガスは推薦出場のため、予選は免除された。昨年の本大会4強のセガサミーとNTT東日本を軸に、JABAベーブルース杯を制した鷺宮製
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証券マンになった元プロ野球選手の長男 夢は弟と「東京ドーム」
2022/5/19 06:40 1910文字社会人野球の名門で輝く弟を追いかけるように、その世界に飛び込んだ。ヤクルトで活躍した元プロ野球選手を父に持つ度会基輝(わたらい・もとき、22歳)。東京都で創部4年目のJPアセット証券に入社した。兄弟でかなえたい夢を思い描いて……。 ◇「友達のような関係」 人懐っこくて、愛嬌(あいきょう)あふれる笑
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広場恐怖症と闘ったプロ野球人生 元ロッテ・永野将司の再出発
2022/5/12 06:30 1992文字パニック障害の一つと言われる「広場恐怖症」と闘いながらプロ野球で4年間、腕を振り続けた。ロッテで中継ぎとして22試合に登板し、昨季限りで戦力外となった永野将司投手(29)。野球を続けるため、再出発に選んだチームで今、輝きを取り戻し始めた。 ◇プロで遠征の移動に苦しむ 広場恐怖症は、公共交通機関など
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どうしたJR東日本!都市対抗野球1次予選から異例の出発はなぜ
2022/4/28 11:00 1581文字どうしたJR東日本――。社会人野球関係者の間で今季、そんな声が聞かれる。アマチュア野球最高峰の都市対抗野球大会に12年連続出場の名門が、例年免除されていた東京1次予選に出場するからだ。創部100年超のチームに起きた異例の事態。何があったのか。 ◇プロ野球選手は11年連続で輩出 都市対抗の出場権を争
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ホンダ・朝山広憲「何を投げても痛かった」 右肘手術から復帰
2022/4/14 11:00 1671文字2020年の都市対抗野球大会で、ルーキーながらチームを11年ぶりの優勝に導く原動力となり、新人賞を獲得したホンダの朝山広憲投手(24)。東京ドームの決勝以来、1年以上も公式戦のマウンドから遠ざかっていた。一体、朝山の身に何があったのか。 ◇フォームづくりに試行錯誤 4月の社会人野球JABA静岡大会
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大リーグ開幕 データアナリストが読み解く 大谷、本塁打王への鍵
2022/4/8 07:00 1468文字今季の米大リーグが7日(日本時間8日)開幕し、エンゼルスの大谷翔平(27)は先発投手と1番打者で登場した。今季はどんな活躍で世界を驚かせてくれるのだろうか。スポーツ科学を専門とする国学院大学の神事(じんじ)努准教授に昨季までのデータを読み解いてもらうと、打撃面でさらなる飛躍の鍵となりそうなポイント
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東京ガス、2年連続予選敗退からの日本一 チーム改革の礎と采配の妙
2022/4/7 07:00 1961文字2年連続予選敗退だったチームが日本一に輝いたのはなぜか。改革の礎となったのは、己を知る分析力だった。昨年の都市対抗野球大会で、22回目の出場にして悲願の初優勝を果たした東京ガス。選手の能力を「見える化」し、試合に生かす采配の妙に迫った。 ◇覆された分析の概念 3月21日、東京都内で開かれた野球のデ
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都市対抗王者・東京ガスの新戦力は JABA静岡大会、3日開幕
2022/3/31 11:30 843文字社会人野球の第68回JABA静岡大会が3日に開幕する。リーグ戦は浜松球場と清水庵原球場で、準決勝と決勝は7日に浜松球場で、いずれも観客を入れて実施する。 計16チームが4組に分かれてリーグ戦を行い、各組1位が準決勝に進む。昨年の都市対抗野球大会を制した東京ガスが今季のJABA大会に初めて登場し、A
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ワールドスポーツの扉
バスケットボール松井啓十郎 中学中退、NBA登竜門への道開く
2022/3/27 07:00 1673文字米プロバスケットボールNBAの登竜門とされるのが、全米大学体育協会(NCAA)の1部リーグだ。八村塁(ウィザーズ)や渡辺雄太(ラプターズ)も挑んだ舞台。日本選手で初めてプレーしたのは、Bリーグ富山に所属する元日本代表の松井啓十郎(36)だった。先駆者は「3点シュート」を武器に、道を切り開いた当時を
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国学院久我山 イチローさんを呼んだ手紙の内容 選抜高校野球
2022/3/22 12:00 1625文字第94回選抜高校野球大会に出場する国学院久我山(東京)は2021年秋、37年ぶりに秋の東京王者となった。それから1カ月もたたない同年11月末、プロ野球のオリックスや米大リーグのマリナーズなどで活躍したイチローさん(48)=本名・鈴木一朗=が「臨時コーチ」として同校を訪れた。野球界の「レジェンド」が
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国学院久我山を支える81歳の名将 結論を言わない指導法 センバツ
2022/3/22 11:00 1511文字第94回選抜高校野球大会に出場する国学院久我山(東京)に、尾崎直輝監督(31)を陰で支えるアマ野球界の名将がいる。東北、仙台育英(ともに宮城)を率いて春夏計27回の甲子園出場を果たした竹田利秋さん(81)だ。最初から答えを言わない「竹田流」の指導法は、国学院久我山をどう変えたのか。 2月下旬、国学
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室伏広治・スポーツ庁長官に聞く 未成年選手のドーピング防止策は?
2022/3/16 06:00 2238文字北京冬季オリンピックでは、未成年の選手によるドーピング(禁止薬物使用)問題が論議を呼んだ。フィギュアスケート女子で15歳のカミラ・ワリエワ選手(ロシア・オリンピック委員会=ROC)が過去の検査で陽性反応を示しながら、16歳未満の「要保護者」との理由で出場が認められたからだ。2004年アテネ五輪でラ
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