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漫画で解説

都市対抗野球の巻

アマチュア最高峰の大会 応援に華 プロに進み活躍する選手も

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虎鉄先生がなにやらご機嫌なようですね。 都市対抗野球がいよいよ開幕するからです。 都市対抗野球は、社会人野球チームが都市を代表して競うアマ野球最高峰の大会です。 第86回都市対抗野球大会は2015年7月18日、東京ドームで開幕。32代表が出場します。 1934年に始まったプロ野球よりも長い歴史があります。 1927年に東京日日新聞(現毎日新聞)客員記者だった橋戸頑鉄氏らの発案で、各地の企業、クラブチームに呼びかけ12チームが参加し、神宮球場で開かれました。
第12回から舞台は後楽園球場(88年から東京ドーム)に移りました。 時代によって、有力チームの業種も移り変わりがあります。 戦後復興期は紡績、肥料、石炭などの企業チームが活躍。高度成長期には家電、自動車、鉄鋼などに推移しました。日本経済の主力産業の変遷と重なるのです。 今はクラブチームが増え、270チームくらいあります。 では、どうして企業が野球部を持つのでしょうか。 確かに合理化で野球部を持つ企業は多いときの半分以下になりました。しかし企業経営者はこのように言っています。
例えば日本生命の筒井義信社長は、「一体感を醸成し、地域社会への貢献という面でも大きな存在」だと言います。 また、鷺宮製作所の西見一郎名誉会長は、「不屈の社風を育んだ根幹に野球部の存在がある」と言っています。 ところで、東京ドームでしか楽しめないものもあります。 都市対抗野球の華、応援合戦です。企業のカラーや地方色が出て迫力満点です。 また、プレーする選手も素晴らしいのです。 大リーグでも活躍した投手の野茂英雄氏は、堺市・新日鉄堺(94年に休部)で出場し、新人賞の若獅子賞を受賞しました。 都市対抗野球のMVP橋戸賞受賞の田沢純一投手(横浜市・新日本石油ENEOS)は、プロ野球を経ずに大リーグへ行きました。
ソフトバンクの松中信彦内野手は、新日鉄君津(現かずさマジック)出身で、オリックスの金子千尋投手は豊田市のトヨタ出身。巨人の高木勇人投手は名古屋市の三菱重工名古屋です。 社会人からプロ野球に進む選手も、仕事をしながら野球を続ける選手も全力でプレーする姿は心を打ちますね。 虎鉄先生は応援に張り切っている様子です。

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