千葉ロッテマリーンズから戦力外通告を受けた香月良仁(りょうじ)投手(33)が、9年ぶりに古巣の社会人野球「鮮ど市場ゴールデンラークス」(熊本市)のユニホームに袖を通した。「プロの時よりもレベルを上げたい」と闘志を燃やし、4月に開かれる第88回都市対抗野球大会の1次予選に向け調整を続けている。
昨年10月に戦力外通告を受けると、すぐに「人として一番尊敬している」という恩師の田中敏弘・ラークス監督に電話した。熊本で会った11月末、監督から「ラークスで投げている姿が俺には見える」と言われ、「人として求められてありがたかった」と1週間後に入団を決めた。当初はコーチ兼任の予定だったが、田中監督は入団初日、「香月に余計な肩書…
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