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ストーリー

流転の野球人生を歩む(その2止) 一球に思い込め

練習試合でチームメートらに声をかける三菱日立パワーシステムズの加治前竜一選手(中央)=横浜市で2017年5月2日、竹内紀臣撮影

 (1面からつづく)

 ◆巨人から社会人野球へ 加治前竜一

初打席 プロの頂点

 「長崎の野球部、今年いっぱいで無くなるから」

 昨年11月上旬、加治前(かじまえ)竜一外野手(32)は所属していた三菱重工長崎硬式野球部の休部を知らされた。後藤隆之監督(46)からの電話だった。

 「マジですか」

 それ以上、言葉が出なかった。数日前に双子の次男海斗(かいと)ちゃん、三男陽斗(はると)ちゃんが誕生したばかり。出産直後の妻恵美さん(36)と長男悠斗(ゆうと)ちゃん(6)の面倒を見るため東京の自宅に帰省中だった。よりによって、なぜこのタイミングなのか。

 2014年秋から2年間指揮を執った後藤監督にとっても、休部は青天のへきれきだった。都市対抗野球とともに「社会人野球の2大大会」である日本選手権の1回戦で敗れた昨年10月31日の夜、食事の席で上司から切り出された。「野球部を強化する方針が出された。拠点を横浜に移す」

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