ドラフト指名が解禁される高卒3年目のエース左腕・田嶋がチームの命運を握る。
2次予選5試合中4試合に先発し、3完投勝利を挙げ、チームの白星すべてをもたらした。成長した姿を見せたのはセガサミーとの第3代表決定戦だ。最速152キロの速球でねじ伏せる普段とは違い、制球を重視したうえ緩急も使って最少失点に抑えた。昨年の本大会は初戦で延長十回サヨナラ負けしただけに「チームを優勝させる」との決意は固い。
打線は予選2本塁打の2年目・丸子に、初優勝した2011年に橋戸賞を獲得した最年長32歳の松本と、左右の強打者がそろう。東條は打率が5割を超えた。拝崎、小室の両新人も存在感を示した。【江連能弘】
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