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都市対抗野球 JR東日本のエース田嶋が1安打完封の快投

【東京都(JR東日本)-高岡市(伏木海陸運送)】東京都先発の田嶋=東京ドームで2017年7月16日、森園道子撮影

○JR東日本(東京都)3-0伏木海陸運送(高岡市)●

 まるで打者との駆け引きを楽しむかのように、JR東日本(東京都)のエース左腕・田嶋が緩急を使って1安打完封の快投を演じた。三塁を踏ませず、しかも球数は112球だった。

     最速152キロを誇るが、序盤から打たせて取る投球に徹した。力みのないフォームから140キロ台の直球に100キロ台のカーブを繰り出し、巧みに打者のタイミングを外した。三回に変化球を左前に運ばれたのが唯一の安打だった。四回1死一塁から4番・乙野をはじめ4者連続三振。3人目までの決め球は変化球。7番・越中からは外角低め145キロで見逃し三振を奪った。

     この日の最速は146キロ。7三振を奪ったが、狙っていなかったという。「以前の僕は三振ばかりを狙い、球数が増えて野手のテンポも悪くなった」。130キロ前後のカットボールを有効に使い、13個のゴロアウトが成長の証しだ。2次予選は5試合中4試合に先発し、3完投勝ち。疲れた体で身につけた投球術を大舞台で披露し、捕手の石川は「ねじ伏せるだけでなく、力を抜くことで幅が広がった」と評価した。

     昨年の1回戦は春日井市・王子に延長十回、サヨナラ2ランを浴びて完投しながら敗れた。「目標は優勝。長丁場なので球数を少なくしたい」。成長した姿を見せた3年目の20歳はエースの役割を自覚している。【江連能弘】

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