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都市対抗野球

打撃陣が健闘 大会総括

打率5割5分をマークし、橋戸賞と首位打者賞を獲得した東京都・NTT東日本の福田周=渡部直樹撮影

 第88回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は25日の決勝で、東京都・NTT東日本が、さいたま市・日本通運を降し、電電東京だった第52回大会(1981年)以来36年ぶり2回目の優勝を果たし、幕を閉じた。「投高打低」だった前回大会までとは違い、今大会は打撃陣が健闘した。

     木製バットが復活した第73回(2002年)以降、優勝チームで最高の打率3割2分9厘をマーク。今大会の防御率は3.35で、第78回(07年)の3.13以来、10年ぶりに3点台を記録した。37本塁打も近年では第81回(10年)の42本に次ぐ数字だ。

     東京都は1試合平均6得点の打線が優勝の原動力だ。打率5割5分(20打数11安打)で橋戸賞と首位打者賞を獲得した2番・福田周、打撃賞の4番・喜納に加え、明治安田生命から補強の加藤ら下位の打率も3割を超えた。決勝の4本を含む5本塁打、10二塁打は今大会最多。8盗塁と機動力も絡め、攻撃の幅は広かった。投手陣は、鷺宮製作所から補強の野口が4試合、末永が3試合でともに無失点と、救援陣の好投が光った。

     さいたま市は投打の柱が活躍して20年ぶりの準優勝。右腕・阿部が2回戦で無安打無得点試合を達成し、小野賞を受賞した。左腕・高山は準々決勝で無四球完封勝ちを収めた。打線は久慈賞の4番・北川、5番・関本がともに6打点を挙げ、走攻守三拍子そろう7番・高橋が若獅子賞に輝いた。

     4強は東京・関東勢が占めた。川崎市・東芝は新人右腕・岡野、2年目左腕・加嶋の二枚看板に安定感があり、1試合平均4犠打飛と攻めが手堅かった。三菱重工長崎と統合した横浜市・三菱日立パワーシステムズは4本塁打、2三塁打と長打力を発揮した。

     8強では、初戦から2試合完封した東京都・JR東日本のエース左腕・田嶋と、大垣市・西濃運輸の一回の鮮やかな先制攻撃が目を引いた。

     広島市・JR西日本が初の準々決勝に進んだ一方、近畿5チームは門真市・パナソニックの1勝にとどまった。【江連能弘】

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