日立市長杯
社会人野球の日立市長杯は第3日の16日、リーグ戦6試合を行い、A組の日立製作所とD組の新日鉄住金鹿島が、ともに3連勝で18日の準決勝に駒を進めた。B組は昨年の都市対抗優勝のNTT東日本、C組はJR東海がそれぞれ2連勝とした。
▽リーグ戦(延長回はタイブレーク)
【A組】
JR東日本東北(2勝1敗)
000100000◆1
20103000×◆6
日立製作所(3勝)
(J)加藤、月田-坂本(日)樋口、邑楽-川本▽本塁打 大塚、岡崎(日)
【B組】
ホンダ鈴鹿(1勝1敗)
131000003◆8
000310000◆4
宮崎梅田学園(2敗)
(ホ)金沢、平尾、国岡、鹿沼-柘植(宮)松原、山城、黒木、古市、園田-窪田、国師▽本塁打 花堂、国師(宮)
NTT東日本(2勝)
015300010◆10
000040000◆4
スバル(1勝1敗)
(N)沼田、森山-高橋(ス)沢田、黒川、当間、角田-君島、唐谷
【C組】
東芝(1勝1敗)
020011100◆5
000000003◆3
三菱重工神戸・高砂(1勝1敗)
(東)加嶋、宮川、福本-柴原(三)若竹、飛嶋、尾松、伊吹、山田、高橋-森山▽本塁打 服部(東)津野(三)
新日鉄住金かずさマジック(2敗)
0000000000◆0
0000000001◆1
JR東海(2勝)
(延長十回)
(新)西村、新ケ江、山川、山田、橘-小関(J)若林-牛場
【D組】
新日鉄住金鹿島(3勝)
101010000◆3
000001010◆2
JX-ENEOS(2勝1敗)
(新)能間-片葺(J)大場、西島、船本、左沢、江口-小林
新日鉄住金鹿島がリーグ戦突破 立役者は5年目の左腕・能間
新日鉄住金鹿島が、日本選手権対象のJABA大会では2013年5月の東北大会以来となるリーグ戦突破を決めた。立役者は、5年目の左腕・能間。「飛ばせるだけ飛ばした」と立ち上がりから切れのいい直球を強気に投げ込み、連打を一度も許さず9回を2失点で投げ抜いた。昨年はほとんど公式戦の登板がなかったが、冬場に投げ込みの量を増やしたことでフォームが安定し「今のところはいい結果が出ている」と能間。その成長ぶりに中島監督も「大一番を一人で投げ抜けたのは自信になるでしょう」と目を細めた。