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月刊都市対抗

主役たちの今 補強で4強入り貢献し小野賞 元門真市・松下電器投手 山口高志さん

第45回大会1回戦の横須賀市・日産自動車戦で力投する堺市・新日鉄堺(門真市・松下電器から補強)の山口=後楽園球場で1974年

33イニング連続無失点 山口高志さん(68)

 身長169センチの豪速球右腕が、後楽園球場のスコアボードにゼロを並べた。門真市・松下電器(現パナソニック)から堺市・新日鉄堺に補強されて出場した第45回大会(1974年)では3試合に先発し、33イニング連続無失点をマーク。4強入りに貢献し、特別賞の小野賞に輝いた。

     関大で通算46勝、68イニング連続無失点などの記録を作り、73年に松下電器に入社した。1年目から活躍し、2年目の都市対抗で脚光を浴びた。

     1回戦で横須賀市・日産自動車を完封すると、延長十四回の激闘となった日立市・日立製作所との2回戦も完封。準決勝の白老町・大昭和製紙北海道戦で延長十一回にサヨナラ負けするまで、本塁を踏ませなかった。「連戦の疲れの中でも『(送り出してくれた)会社のために』という気持ちで乗り越えた」と明かす。

     この年のドラフトで阪急(現オリックス)から1位指名され、1年目に12勝13敗1セーブで新人王。故障で現役生活は8年で終わったが、ダイナミックなフォームから直球一本で勝負するスタイルは「球界の伝説」となった。阪神コーチ時代に速球派の藤川球児を育て、一昨年からは関大野球部アドバイザリースタッフに就任。「野球を通じて母校に恩返ししたい」と後輩たちを優しいまなざしで指導している。【石川裕士】

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