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社会人野球日本選手権

東海理化・立野、直球の球威落ちず

東海理化先発の立野=京セラドーム大阪で2018年11月2日、幾島健太郎撮影

 〇東海理化4-1室蘭シャークス●(2日・京セラドーム大阪、1回戦)

 磨いてきた直球は最後まで球威が落ちなかった。東海理化の20歳の右腕・立野が12回1失点で完投。出場3回目のチームに初勝利をもたらした。

 延長十二回、無死一、二塁から始まるタイブレーク。3点のリードがあったため、捕手・水野に「ここは直球勝負で」と強気に攻めた。高めの直球で詰まらせ、左飛、中飛、一邪飛の3者凡退で締めくくった。

 立ち上がりにいきなり自己最速を更新する150キロを記録。室蘭シャークスの指名打者・岩下は「高めを警戒しても手が出てしまう伸び」と舌を巻いた。スライダーの制球もさえ、六回まで一人の走者も出さなかった。九回に不運な打球で同点とされてもテンポを崩さず、十二回に再び全力投球を解放した。

 愛知・中部大第一高からの入社2年目。高校までは「速いだけの投手」だったが、社会人になって意識して20~30キロの重りを使ったトレーニングで体幹を強化した。奥山監督も「直球が急激に伸びてきた」と評価する。

 都市対抗と日本選手権の2大大会で勝利のなかった東海理化のエースとして、初勝利の重圧と戦ってきた。「だからこそ、粘り強さが出てきた。初戦突破は通過点としたい」。伸び盛りのエースが胸を張った。【佐藤裕太】

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