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社会人野球日本選手権

佐々木監督就任で成長 大和高田ク

【JR四国-大和高田ク】七回裏大和高田ク1死二塁、村上が左中間適時二塁打を放ち、塁上で雄たけびを上げる=京セラドーム大阪で2018年11月5日、山崎一輝撮影

 〇大和高田クラブ1-0JR四国●(5日・京セラドーム大阪、1回戦)

 苦しめられてきた球をやっと捉えた。七回1死二塁、大和高田クの5番・村上が左中間を破る先制の適時二塁打。唯一の得点が決勝点になり「自分のバットで点が取れた」と胸を張った。

 JR四国の左腕・岡田律の鋭いフォークにてこずり、六回までわずか1安打。村上も2三振を喫していた。だが、3打席目は逆方向を意識し、遠回りしていたバットを内側から出るように修正。「初めて変化球と分かってから振れた」。やや浮いたフォークに体が素直に反応し、逆方向ではなく引っ張ることで力強い打球へと変えた。

 前回出場の2009年は過去最高の8強入りを果たし、クラブチームながら存在感を示した。その後は伸び悩んだが、一昨年にかつてプロ野球・近鉄を率いた佐々木監督が就任。「ゲームで勝てる選手しか使わん」と突き放され、危機感を覚えた一人が当時控えに甘んじていた村上。若手、ベテランを問わずに自然と競走意識が育まれていった。

 そんな厳しい指揮官に「ええ試合やった」と目尻を下げさせた選手たち。企業チームを降してつかんだ8大会ぶりの白星は、さらなる成長を促すはずだ。【長宗拓弥】

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