【ホンダ鈴鹿-大阪ガス】延長十二回表ホンダ鈴鹿2死二、三塁、代打・西川が中前2点適時打を放つ(捕手・鳥飼)=京セラドーム大阪で2018年11月8日、幾島健太郎撮影

TBでホンダ鈴鹿が大ガス振り切る

延長十二回、ホンダ鈴鹿は2死二、三塁で代打の西川が中前2点適時打を放ち勝ち越しに成功。大阪ガスはその裏の攻撃で無得点に終わり、今夏の都市対抗に続いて史上4チーム目の「夏秋連覇」の夢はかなわなかった。

ホンダ鈴鹿・西川が勝ち越し打

 バットは折れた。タイブレークに突入した延長十二回2死二、三塁。ホンダ鈴鹿の代打・西川は内角球に詰まった。しかし、打球は遊撃の右を通過し中前へ。2者が生還する勝ち越し打を放った。

 「勝ち運を持っている」と西川。埼玉・浦和学院高では2013年春の甲子園で優勝を経験。東洋大から入社1年の右打者は打撃が売りの捕手だが、出場機会は少ない。そのため意識するのは「力まないこと」。プレッシャーのかかる場面でも仕事をこなした。

 甲元監督は試合前から選手にタイブレークを予言。その際も「打ちに行くよ」とバントしないことを伝えていた。無死一、二塁からの攻撃で4、5番が打ち取られ好機はしぼんだように見えたが、とっておきの代打投入が成功した。

 都市対抗王者を破っての8強入り。甲元監督は「どこよりも強いチームに勝った。先が見えてきた」と興奮を隠せない。頂を見据え、チームはエンジン全開になってきた。【藤田健志】


▽先発オーダー

【ホ】5西村 7安慶名 D松本桃 9畔上 2柘植 6金子 8中村 3庄司 4沢田

【大】6花本 5小深田 4峰下 9土井 8近本 7大谷 3古川 D松谷 2鳥飼

 

▽先発バッテリー

【ホ】平尾-柘植

【大】温水-鳥飼

【ホンダ鈴鹿―大阪ガス】ホンダ鈴鹿先発の平尾=京セラドーム大阪で2018年11月8日、山崎一輝撮影
【ホンダ鈴鹿―大阪ガス】大阪ガス先発の温水=京セラドーム大阪で2018年11月8日、山崎一輝撮影