【JR東海-東芝】五回裏東芝2死一、三塁、柴原が中前適時打を放つ(捕手・牛場)=京セラドーム大阪で2018年11月9日、幾島健太郎撮影

東芝8強 逆転でJR東海破る

 中盤に逆転した東芝(関東・神奈川)が6-4でJR東海(東海・愛知)に競り勝ち、ベスト8進出を決めた。

 東芝は1点を追う五回、相手守備の乱れに乗じて同点とすると、押し出し四球、犠飛などで3点を追加。八回にはスクイズで加点した。JR東海は七、九回と1点ずつ返す粘りを見せたが、及ばなかった。

好調のリードオフマン 東芝・石川

 打撃好調のリードオフマンが攻守で存在感を発揮した。

 東芝の石川桜太外野手(28)。左前打で出塁した三回に続き、1点を追う五回。先頭で打席に入ると、「大きいのを狙わず塁に出たかった」。フルカウントから右前に運んで出塁。その後、無死一、二塁から相手の失策に乗じて二塁から一気に生還し、同点のホームを踏んだ。左翼の守りでは、七回無死一、三塁で左前への打球を素早く三塁に送球して一塁走者を刺しチャンスの芽を摘むと、「流れが変わった」と自賛した。

 1回戦・三菱重工神戸・高砂戦では本塁打を含む2打数2安打1打点に加え、2四球で全打席出塁。今夏の都市対抗準優勝チームを破る原動力となり、「自分の形で振ることを意識している」と好調を維持する。

 入社6年目。2013年には都市対抗で若獅子賞を獲得して注目を集めた。昨年は夏に顔を骨折した影響で大会では打席に立てず、チームも8強止まり。昨年の悔しさもあり、「日本一しかない」と今大会に懸ける思いは強い。【佐野優】

元プロが先制弾 JR東海・中田

  JR東海の4番・中田が2ランを含む2安打3打点の活躍で元プロの意地を見せた。一回2死一塁の第1打席。内角直球に腕をたたんで引っ張り、「うまく反応できた」と右翼ポールに直撃する先制の一発を放った。中日で5年プレーしたが、通算本塁打はゼロ。入社4年目の今季は「長打力」をテーマに掲げて取り組んできた。3点を追う九回には、球に逆らわずに左中間適時二塁打。「負けたので価値はないが、少しは成長できたかもしれない」と手応えも感じていた。


▽先発オーダー

【J】5長曽我部 8川瀬 7池田 3中田 D津川 6竹村 4村井 9堀尾 2牛場 

【東】7石川 9小川 4松本 5吉田 D福山 8佐藤旭 3金子 2柴原 6望月

 

▽先発バッテリー

【J】川本-牛場

【東】岡野-柴原

【JR東海-東芝】JR東海先発の川本=京セラドーム大阪で2018年11月9日、三村政司撮影
【JR東海-東芝】東芝先発の岡野=京セラドーム大阪で2018年11月9日、三村政司撮影