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社会人野球日本選手権

日本生命、戻ってきた試合巧者ぶり

【日本生命-NTT西日本】四回表日本生命1死一塁、広本が右前打を放つ=京セラドーム大阪で2018年11月8日、山崎一輝撮影

 〇日本生命5-0NTT西日本●(8日・京セラドーム大阪、2回戦)

     日本生命の十河監督は策を練っていた。相手先発は今夏の都市対抗近畿予選で抑え込まれた浜崎。「機動力を使わないとうちのペースに持ち込めない」。四回、狙い通りに足を絡めて攻略した。

     1死から7番・古川が中前打で出塁。十河監督は「長打は出にくい雰囲気」とヒットエンドランを選択した。打席の広本も「準備はできていた」と初球を流し打って一、二塁間を破り、1死一、三塁。続く伊藤悠の時にも再びエンドランを仕掛け、二ゴロで三塁走者が還った。古川の出塁からわずか3球での追加点。リズムのある攻撃で、福富、原田の上位にも適時打が飛び出して計3点。浜崎を早々と降板させた。

     日本生命は今夏、都市対抗は16年ぶりに出場を逃した。課題は得点力不足。夏場にはバットを振り込んだ一方、「がんがん打てるチームではない」(広本)と送りバントやエンドランなど得意の小技にも磨きをかけた。この日も10安打のうち9本は単打ながら、巧みに走者を進めて5得点。2015年の「夏秋連覇」で見せた試合巧者ぶりが戻ってきた。

     ただ常に「全国制覇」を宿命づけられた「西の名門」には8強は通過点でしかない。「まだ100点の試合じゃない」と十河監督。都市対抗の雪辱を果たすにはまだ満足できない。【石川裕士】

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