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捜査の合間に猛練習、「県警桃太郎」都市対抗野球近畿2次予選に初出場 兵庫

練習試合後、監督の言葉に耳を傾ける県警桃太郎の選手ら=兵庫県高砂市米田町で2019年5月10日、韓光勲撮影

 16日から始まる第90回都市対抗野球大会(日本野球連盟、毎日新聞社主催)の近畿2次予選に、兵庫県警の現役警察官でつくるチーム「県警桃太郎」が初出場する。創部9年目となる今年は、若手とベテランが融合し、接戦続きの1次予選をチームワークで勝ち上がった。甲子園出場経験のある選手も多く、初陣となる2次予選で「まずは1勝を」と意気込んでいる。【韓光勲】

 県警桃太郎は優秀な人材確保を目的に、2011年4月に創部された。現役警察官の硬式野球のチームを持つのは全国でも警視庁と兵庫県警だけ。今年は新人8人が加入し、選手層は18歳から32歳まで幅広い。部員37人のうち、9人が甲子園に出場した元高校球児という。

 普段の練習は泊まり、非番、公休の3交代勤務の合間を縫って確保しており、多い時には週に4回集まる。県内各地の警察署で別々に勤務しており、捜査や業務で忙しい日は練習に参加できないこともあるという。生田署に勤務する副主将の前田季輝さん(25)は「体力的にしんどい日もあるが、グラウンドに出ると疲れを忘れる。野球が好きでやっています」と笑顔を見せる。

 4月に始まった1次予選の初戦の相手はNOMOベースボールクラブ。今年から主将を務める尼崎東署の船曳翔さん(25)は「去年敗れたライバル。悔しい思いをしたくないと1年間頑張ってきた」と振り返る。中盤に1点差まで追い上げられたが、終盤に突き放し、7―3で雪辱を果たした。打撃戦となった準決勝は10―7で制し、続く第1代表決定戦は5―4で競り勝ち、初の2次予選出場を決めた。

 昨年10月に2代目の監督に就任し、今春から公式戦で采配するのは機動捜査隊所属の来米淑人(くるめよしひと)監督(42)。指揮官がチームの柱として期待を寄せるのは、神戸西署の小野翔太さん(22)。小野さんは1次予選の全3試合で登板し、チームの信頼は厚い。船曳さんは「周りの理解、協力があって野球ができている。今年のチームはお互いに意見を言い合えて風通しもいい。まずは2次予選で1勝したい」と話している。

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