メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「上を目指す」長谷川先制3ラン、背水のミキハウスが桃太郎撃破

【県警桃太郎-ミキハウス】八回裏ミキハウス2死一、三塁、佐藤の適時内野安打で生還し、チームメートに迎えられる長谷川=大阪市の大阪シティ信用金庫スタジアムで2019年5月30日、石川裕士撮影

 ミキハウス7―3県警桃太郎

 第90回都市対抗野球大会近畿2次予選は30日、大阪シティ信用金庫スタジアムで第4代表決定トーナメント2回戦があり、ミキハウスが県警桃太郎に快勝し、31日の同3回戦に進んだ。

 負ければ予選敗退。先取点を奪われると重圧がかかる一戦で、ミキハウスの3番・長谷川が一回に先制3ラン。チームを勢いに乗せた。

 連続四死球後の無死一、二塁。直球の制球に苦しむ元オリックスの左腕・坂寄に対し、「スライダーでストライクを取りにくる。甘ければ打つ」と打席に入った。高めに入った4球目を引っ張って左翼席へ。狙い通りの一発に「気持ち良かった」と笑った。

 前日は4打数無安打。「反応で打つタイプなので、何でも振ってしまった」との反省を胸に、狙い球を絞った。二塁打2本も放ち、3安打3打点と本来の打力を見せつけた。

 社会人2年目。大阪・履正社高では強肩、俊足巧打で活躍したが、木製バットになった大工大では「打球が詰まって飛ばなくなった」。パワーアップを目指し、アルバイト先の居酒屋では夕食時に5合分のご飯をかき込んだ。高校時代は60キロ程度だった体重は、4年時には90キロに。筋力トレーニングや短距離ダッシュにも励んで俊足を維持し、走攻守三拍子そろった181センチの外野手に成長した。

 上田監督が「上でもできる能力がある」と太鼓判を押せば、長谷川自身も「やるからにはプロを目指している」と力を込める。14年ぶりの本大会出場を目指すミキハウスに、頼もしい男がいる。【石川裕士】

あわせて読みたい

7月13日の試合

話題の記事