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ミキハウス、「ワンチャンス」生かし4回戦へ 都対近畿2次予選

【大和高田ク-ミキハウス】六回裏ミキハウス無死一塁、一塁走者・岩田が二盗に成功(遊撃手・今里)=大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで2019年5月31日午前11時23分、石川裕士撮影

 ○ミキハウス1―0大和高田ク●

 第90回都市対抗野球大会の近畿2次予選は31日、大阪市の大阪シティ信用金庫スタジアムで第4代表決定トーナメント3回戦があり、ミキハウスはエース右腕・栗山が大和高田クを10奪三振で4安打完封し、6月5日の同4回戦に進んだ。大和高田クは敗退が決まった。

 五回まで無安打。だが、ミキハウスはチーム初安打を足場にワンチャンスをものにした。

 0―0の六回、先頭の8番・岩田は右前打で出塁すると、続く井上の初球にスタート。定石通りの送りバントのサインに従わず、50メートル5秒8の俊足を持つ21歳は「絶対に行ける」と決断した。井上も「岩田はスキがあれば走る」と捕手らしく予想していた。一、二塁間の半ば過ぎまで達した一塁走者を視界に捉え、バントの構えからバットを引き、高めのボール球の直球を見逃した。岩田は楽々セーフ。井上の犠打で三塁に進み、1番・立花の右犠飛で先制のホームを踏んだ。

 二盗の自信を生んだのは観察力。ベンチで大和高田クの先発右腕・山本竜を見て「クイックやけん制は速くない」と見抜いた。兵庫・東洋大姫路高から社会人に入って4年目。社会人で上体のブレの少ない走り方に改良し、50メートル走のタイムが高校時代から0.1秒速くなったことも後押しした。

 上田監督は「打撃でも走塁でも、積極的なプレーはオーケーと普段から言っている」と涼しい顔。クラブチームから企業チームに変わった今季、自由奔放な野球で14年ぶりの本大会出場に挑んでいる。【石川裕士】

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